山下豊写真展「軍艦アパート」

展覧会概要

タイトル:「軍艦アパート」

作家名:山下 豊

会期

2017年5月26日(金)〜6月6日(火)

休廊日

5月31日(水)、6月1日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜 11:00〜17:00

作品説明

 高いビルやマンションが建ち並ぶ景色の中から、その住宅は突然その姿を見せる、目の前にそびえ建つ建物とそこに漂う雰囲気は、圧倒的な威圧感とノスタルジック感を綯い交ぜにした独特の空気が漂っていて、何かに誘われるように私は、この住宅に通い始めた。

 大阪市のほぼ中心部に位置するこの住宅は、大阪市が威信をかけ昭和5年から7年にかけてスラム化した不良住宅(長屋)の改良を目的に浪速区の3箇所に鉄筋コンクリート3階建ての超モダン住宅を建設した。当時の間取りは、風呂はないが、3畳と6畳と台所があり、当時、集合住宅では珍しかった水洗トイレが付いていた。この時代、日本各地でこのような集合住宅が建設されたが、現存する公営住宅としては、日本最古の住宅で、悠然とした白く輝くこの住宅を、当時の浪速っ子は、憧れの的で見ていた。

 「軍艦アパート」の愛称は、台所に備え付けられていたかまどから出る煙を出す為に屋上に突き出た煙突と、住民が無秩序に「出し屋」と呼ばれる増・改築を重ねた住宅の形から当時の象徴であった「軍艦」とだぶらせて付けられたと言われている。

 建築から70年以上の時間の中で、住宅は、元あった姿から各住民の住みやすいように変化し、増殖し続ける。しかし、住宅全体は、それが当たり前のように暗黙の了解のもと1つのコミュニティーとして成り立っている。そんな世界がここにあり、それがたまらなく私の心を虜にしていた。

 私は、この住宅の撮影から昭和初期に建てられた建物の記録と平成という時代に住んでいる住人の生活の記録を、人を極力撮影せずにそこにあるモノだけで、人の手垢を感じる事ができる写真が、撮影できるよう心掛けていた。住人の方々に懐の深さに甘えてこの住宅を訪れた。気が付けば17年経っていた。

山下 豊

 

会期中の作家在廊予定

作家山下は、会期中ほぼ連日13時から在廊の予定です。ただし、初日5月26日(金)は夕方ごろから在廊、6月4日(日)は不在の予定です。在廊予定に変更・追加がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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森山大道 写真展「Odasaku」

photo by Daido Moriyama

展覧会概要

タイトル:「Odasaku」

作家名:森山 大道

会期

2017年4月21日(金)〜5月21日(日)
*会期始まりの曜日が通常と異なります

休廊日

4月26日(水)、27日(木)、5月10日(水)、11日(木)、17日(水)、18日(木)
*水曜、木曜の祝日の5月3日(水)、4日(木)は開廊します

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00
*4月29日(土)は祝日ですが、土曜の開廊時間 11:00〜19:00となります

協力

森山大道写真財団写々者マッチアンドカンパニーPOETIC SCAPE

展示構成

町口覚

作品説明

 gallery 176では、2017年4月21日(金)より5月21日(日)まで、森山大道写真展「Odasaku」を開催いたします。

 『Daido Moriyama: Odasaku』は、無頼派の中心作家、織田作之助(織田作)の短編小説『競馬』と、森山大道が大阪で撮影した写真作品を交錯させる形で誕生した、新しい表現力をもつ“書物”です。その出版記念として、収録された森山作品のプリントと共に、展示に合わせ新たに製作したシルクスクリーン作品を交えて、一冊の本の中で拮抗する織田作の言葉と森山の写真を、展示空間に解き放つ試みとなります。

 織田作没後70年の今年、共に大阪出身である織田作と森山の作品が、森山に所縁のあるここ豊中で展示されます。

 

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5月14日(日) の開廊時間について

5月14日(日)は有料イベント開催のため、15:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、15:30までにお越しください。
*当日は、15:30に一旦ギャラリーをクローズし、15:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

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山縣勉展「涅槃の谷」

展覧会概要

タイトル:「涅槃の谷」

作家名:山縣 勉

会期

2017年3月8日(水)〜3月19日(日)
*会期始まりの曜日が通常と異なります

休廊日

3月9日(木)、10日(金)、15日(水)、16日(木)
*休廊日の曜日が一部異なります

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜 11:00〜17:00

作品説明

親が私を産んだ歳よりずっといってから子どもが産まれた。私の二世だ。同じころ、年老いた父が癌にかかった。その治療方法を調べるうちに、癌に冒された人が集うという東北の谷のことを知った。

山に埋まった岩から強力な放射線が飛び出し、川は沸騰して流れている。モウモウと湧き上がる煙の切れ間から、山を中心に人が点々と横たわっているのが見える。その光景を初めて見たときに私は涅槃図を思い出した。寝そべる仏陀を中心に十名の高弟たちが思い思いの格好で過ごす絵は、煩悩が消え去って悟りが完成された最終境地を表すという。

すべてが剥がれ落ちた人たちから苦悩や焦りは感じられない。性別さえ薄らいで、安寧な世界への準備と循環する生への期待を思わせる。一段上に形なく存在しているかのようなこの場所に私は通いはじめた。徘徊し、ゴツゴツした岩に座ってゆっくりと息を整え、父や幼い息子のことを考える。

山縣 勉

展示概要

「涅槃の谷(ねはんのたに)」は、2011年から2016年にかけて秋田県仙北市の玉川温泉で撮影された、私的ともいえるドキュメンタリー作品です。作者が幼いころに聞かされていた最期の光景、今世と次世の狭間をこの地に照らし合わせ、父や子を思いながら湯治場に身を置き続けます。

本プロジェクトは海外のグラント(製作助成金制度)を取得し、またドイツライカ社のプロジェクトサポートを受けて製作されました。

銀塩モノクロ約25点と動画インスタレーションで構成。

合わせて写真集「涅槃の谷」(ZEN FOTO GALLERY, 2016年)を販売します。

展示協力:禅フォトギャラリー

 

会期中の山縣さんの在廊予定

山縣さんは、3月8日(水)、11日(土)、12日(日)に在廊の予定です。在廊予定に変更・追加がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

3月11日(土) の開廊時間について

3月11日(土)は有料イベント開催のため、14:30〜17:30はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、14:30まで、または17:30以降にお越しください。
*当日は、14:30に一旦ギャラリーをクローズし、14:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

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熊谷直子展「シャッターラブ」

展覧会概要

タイトル:「シャッターラブ」

作家名:熊谷 直子

会期

2017年2月18日(土)〜3月5日(日)

休廊日

2月22日(水)、23日(木)、3月1日(水)、2日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜 11:00〜17:00

作品説明

もうずっと昔から目の前に現れる
煌めく瞬間に心を奪われ続け
言葉を紡ぎ出すように
ただただ毎日シャッターを切る

会期中の熊谷さんの在廊予定

熊谷さんは、2月18日(土)、19日(日)、20日(月)に在廊の予定です。在廊予定に変更・追加がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

*追加で、3月4日(土)、5日(日)に熊谷さんが在廊されることになりました。最終日 3月5日(日)は、17時から約1時間、熊谷さんを囲んで、「クロージングクロストーク」を開催します(入場無料)。展示写真の事、写真の事、ちょっとしたことから日々考えていることまで、写真にまつわる色んなお話をされる予定ですので、ぜひお越しください。

2月19日(日) の開廊時間について

2月19日(日)は有料イベント開催のため、16:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、16:30までにお越しください。
*当日は、16:30に一旦ギャラリーをクローズし、16:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

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金川晋吾展「father 2009.04.10-」

展覧会概要

タイトル:「father 2009.04.10-」

作家名:金川 晋吾

会期

2017年1月14日(土)〜1月29日(日)

休廊日

1月18日(水)、19日(木)、25日(水)、26日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜 11:00〜17:00

作品説明

金川晋吾は、2007年(9年前)にgallery 176で個展を開催しました。その後、父が蒸発する姿を撮影した「father」を発表し、各地でグループ展、個展を経て、昨年写真集を発刊いたしました。その写真集「father」から派生した写真展「father 2009.04.10-」を、再開したgallery 176で開催します。

この作品は、蒸発する父親に作家が自撮りするよう依頼し、7年間撮り溜めた、父親の自撮り写真で構成されています。

会期中の金川さんの在廊予定

金川さんは、1月14日(土)、15日(日)に在廊の予定です。在廊予定に変更・追加がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

1月14日(土) の開廊時間について

1月14日(土)は有料イベント開催のため、13:30〜16:30はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、13:30まで、または16:30以降にお越しください。
*当日は、13:30に一旦ギャラリーをクローズし、13:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

1月15日(日) の開廊時間について

1月15日(日)は有料イベント開催のため、16:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、16:30までにお越しください。
*当日は、16:30に一旦ギャラリーをクローズし、16:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

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本山周平展「日本 2001 – 2016」

展覧会概要

タイトル:「日本 2001 – 2016」

作家名:本山 周平

会期

2016年12月3日(土)〜12月18日(日)

休廊日

12月7日(水)、8日(木)、14日(水)、15日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00

作品説明

気がついてみれば20年近くになるこの長い旅路。
僕が見たかった日本は僕のすぐ傍らにあったように思える。
特別な場所、特異な場所ではなく、誰もが普段見ている場所にこそ日本が在るような気がしている。
あたりまえに見える光景がとても大切な事柄に思える。
カラーネガフィルムも少し前まではみんなあたりまえに使っていたけど、今や使う人は限られているし、風前の灯火と言っても過言ではないだろう。
あたりまえはあたりまえではないのかもしれない。
この先、この日本も僕にも様々なことが起こり得るだろう。
僕はそのひとつひとつをじっくりと見ていきたいと思う。

 

今年4月の写真展時に上記の文章を書いた。
もちろん純粋にそう感じていた。
この会期中に熊本の大地震が起こってしまった。
謀らずとも写真にはこのような力がある。
そのことに僕は初めて強く気づかされた。

本山周平

 

本展は2001年から2016年までに撮られた日本各地の風景である。
モノクロームで精緻に写された本山の風景には風景と同化するように人物などのなにかが画面に存在し、本山独特の世界観となっている。
今回は初めて16年に渡る写真群を展示。モノクロームとカラーも混在している。
モノクローム小全紙20点。カラー半切15点で構成。

会期中の本山さんの在廊予定

本山さんは、12月11日(日)〜最終日18日(日)まで在廊の予定です。日、時間帯によっては不在の場合もあります。当日の在廊予定は、Facebook、Twitterでお知らせします。

12月17日(土) の開廊時間について

12月17日(土)は有料イベント開催のため、15:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、15:30までにお越しください。
*当日は、15:30に一旦ギャラリーをクローズし、15:50から有料イベントの受付・入場を開始します。

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石田榮展「はたらくことは 生きること—昭和30年前後の高知」

展覧会概要

タイトル:「はたらくことは 生きること—昭和30年前後の高知」写真集出版記念写真展

作家名:石田 榮

会期

2016年11月6日(日)〜11月23日(水・祝)

休廊日

11月9日(水)、10日(木)、16日(水)、17日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00

企画

gallery 176

協力

宮崎 豊(ニッコールクラブキャッスル大阪支部長)、長尾敦子(アートディレクター/Book Photo PRESS)、羽鳥書店

プリント

フォトグラファーズ・ラボラトリー プリンター 斎藤寿雄

内容

 アマチュア写真家 石田榮さんは、20代半ばで海外引揚者から譲り受けたドイツ製カメラ、セミイコンタに出会います。その後、勤務先の会社では写真担当として、そしてごく普通の父親として家族の写真を撮り始めました。

 高知県で生活していた石田さんは、日曜日にカメラを抱え、休日でも身体を張って働く人々の元へ通うようになります。その頃に撮りためた写真がニッコールクラブキャッスル大阪支部長 宮崎豊氏に見いだされ、今年7月に初の写真集「はたらくことは生きること—昭和30年前後の高知」として羽鳥書店から刊行されました。

 かつて高知県の地場産業であった石灰の鉱山は、石が彫り尽くされ、現在では大きな池になっていると石田さんは語ります。お土産物として売られていた美しい五色の石が採れた浜も縮小されて、今はテトラポットが並ぶ、当時とは全く違う風景になっています。

 その様変わりした風景には、私たち日本人の変わり様を、そのまま重ねる事ができるのではないでしょうか。作品の中に表されている日本人が本来持っている謙虚さと慎み深さ、ユーモアさえ感じる可愛げのある人間の姿。戦後の日本人が何とか自分たちの生活を取り戻し、新しく作り上げようともがいていたその時代が、現代の私たちに何を語りかけてくれるか。今年90歳になった石田榮さんの写真が、私たちにとって大切な答えをくれるはずです。

 この展覧会では、60年の時を経たモノクロネガフィルムから焼かれた30数点の銀塩プリントを展示。

 戦後間もないなつかしい写真、などとひと言では言い切れない、瑞々しさを感じる美しい銀塩プリントの写真展示をどうぞご覧下さい。

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西岡潔展「Migration」

展覧会概要

タイトル:「Migration」

作家名:西岡 潔

会期

2016年10月8日(土)〜10月23日(日)

休廊日

10月12日(水)、13日(木)、19日(水)、20日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00

内容

ギャラリー空間に置かれたヴィーナス石膏像、その前に座ることでヴィーナス像に自身の顔が投映され、古代の美の象徴であるヴィーナス像と自身が重ね合わされます。

プロジェクターの光を通し、あなたの像はヴィーナスと合わさり、時空間の隔たりを越え重ね合わされた自身をどう解釈する事ができるでしょうか。

写真インスタレーションと写真作品の説明

立体である人の顔をカメラとプロジェクターを通すことでいったん平面化します。それを、再度立体の石膏像へ投影させたものを、もう一度カメラで撮影し、平面へと置き換えた写真作品です。壁面にその工程で撮影された写真を額装し展示いたします。

空間に立体と平面を重ね合わせ繰り返す事により、変質していく過程を体験できるように、合わせてインスタレーション形式の展示も行います。

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gallery 176 再開企画「176 reborn」

展覧会概要

タイトル:gallery 176 再開企画「176 reborn」

会期

2016年9月17日(土)〜9月25日(日)

休廊日

9月21日(水)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜祝日 11:00〜17:00

内容

gallery 176 再開最初の展覧会は、運営メンバーによるグループ展です。

出展者(運営メンバー)

北田 祥喜木村 準杉 あつよ友長 勇介西川 善康布垣 昌邦松原 豊山下 豊

≫ 展覧会リーフレットのダウンロード(PDF)

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