(C)金村修「Animals (For Garry Winogrand)」(映像作品)より

(C)タカザワケンジ(写真はイメージです)

展覧会概要

タイトル:「写真史(仮)」

作家名:金村修、タカザワケンジ

会期

10月8日(日)〜10月22日(日)
*通常とは会期初日・最終日が異なります

休廊日

10月11日(水)、12日(木)、18日(水)、19日(木)

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜・祝日 11:00〜17:00
*10月14日(土)は有料イベント開催のため、イベント参加者以外の方の入廊時間が11:00〜13:00となります。ご注意ください

作品説明

「写真史というのは、時代と状況によって絶えず解釈し直される『写真史(仮)』という形でしか、存在できないのではないだろうか。」(金村修)。

今年2月に刊行された、金村修、タカザワケンジ著『挑発する写真史』(平凡社)の「まえがき」一節である。『写真史(仮)』は同書のタイトル案の1つでもあった。

金村が述べているように、歴史はつねに現在の視点で書き直される(仮)のものでしかない。今回の展示ではその(仮)でしかない写真史をテーマにする。

展示概要

展覧会場では、金村修による映像作品「Animals (For Garry Winogrand)」と写真作品1点(大阪巡回展のみ)と、タカザワケンジによる『挑発する写真史』に関連する写真展示「偶然の写真史」を行います。

また会期中、二人によるレクチャー「その後の仁義なき挑発する写真史 大阪死闘篇」を開催します。

*当展示は、2017年5月16日(火)〜6月3日(土) alternative space「The White」(東京神保町)で行われた展示を再構成したものです。

 

会期中の作家在廊予定

作家 金村氏、タカザワ氏は、有料イベント開催日の10月14日(土)のみ在廊の予定です。在廊予定に変更・追加がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

10月14日(土) の開廊時間について

10月14日(土)は有料イベント開催のため、13:00以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、11:00〜13:00の間にお越しください。
*当日は、13:00に一旦ギャラリーをクローズし、13:20から有料イベントの受付・入場を開始する予定です。

関連イベント/レクチャー&ポートフォリオ・レビュー

開催日

2017年10月14日(土) 

第一幕:レクチャー「その後の仁義なき挑発する写真史 大阪死闘篇」

開催時間:13:30〜15:00

出席者:金村修×タカザワケンジ

*日本写真に登場する関西の写真家たちのなかから3~4人を取り上げ、日本写真における関西写真の重要性について。

第二幕:ポートフォリオ・レビュー

開催時間:15:15〜18:00

金村修先生、タカザワケンジ先生、両先生ともにレビューをして頂きます。

一人15分、10人限定

参加費

第一幕(レクチャー)+第二幕(レビュー参加)8,000円(定員 10名)
第一幕(レクチャー)+第二幕(レビュー見学)3,500円
第一幕(レクチャー)のみ 3,000円

申込み方法

こちらの申し込みフォームからお申し込みください。

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プロフィール

金村 修

1964年東京都生まれ。写真家。1989年、東京綜合写真専門学校に入学。タブロイド紙配達のアルバイトをしながら、都市の写真を撮り始める。在学中の1992年、オランダの写真展「ロッテルダム・フォト・ビエンナーレ」に作品が選出される。1993年、東京綜合写真専門学校卒業。同年、最初の個展を開催。1995年処女作「Crash landing」刊行。1996年、ニューヨーク近代美術館「new photography12」に、「世界に注目される6人の写真家」の中のひとりとして選ばれる。1997年、東川町国際写真フェスティバル新人作家賞受賞。2000年、史上2番目の若さで土門拳賞受賞。2014年伊奈信男賞受賞。

タカザワ ケンジ

1968年群馬県生まれ。写真評論家。早稲田大学第一文学部卒業。「アサヒカメラ」「PHaT PHOTO」などの雑誌に寄稿。評論の他、写真家への取材、写真集の編集・構成、写真をテーマにした実験的な展示など、写真全般についてフィールドワークを続けている。『Study of PHOTO 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。渡辺兼人写真集『既視の街』(東京綜合写真専門学校+AG GALLERY)の編集と解説ほか。写真展に「CARDBOARD CITY」(The White、2014)など。東京造形大学非常勤講師。

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