Reisenyu / Night appearance / Neon / 2014
© Matsubara Yutaka

展覧会概要

松原豊初めての海外でのソロ写真展を台北市にて開催致します。

タイトル:Local public bath “Sento”

作家名:松原 豊

会期

2019年11月30日(土)〜12月29日(日)

休廊日

月曜

開廊時間

11:00〜19:00

会場

1839當代藝廊/1839 Contemporary Gallery

10696 台北市大安區延吉街120號地下樓 (請由126巷進入)
B1, No. 120, Yanji Street, Da-an District, Taipei 10696, Taiwan, ROC

*本展示の会場は gallery 176 ではありませんので、ご注意ください。

企画

1839當代藝廊

開催概要

 このたび台湾最大のフォトフェア“TAIWAN PHOTO”出展時にお世話になっている邱奕堅氏(1839當代藝廊オーナー、TAIWAN PHOTO 総合ディレクター)をキュレーターにお迎えして、台北市にある1839當代藝廊で写真展を開催する運びとなりました。(1839當代藝廊は、邱奕堅氏が運営する台北の老舗写真ギャラリーです。日本を代表する写真家、森山大道氏、柴田敏雄氏、井津健郎氏、上田義彦氏らの写真展を開催しているギャラリーになります)http://www.1839cg.com

 展示作品は、松原が在住地である三重県で撮影している Local public bath ”Sento” のシリーズになります。松原初めての海外個展となります。年末のお忙しい時期かと思いますが台北にお出かけの時には是非お立ち寄りいただければと思います。また台湾、台北に在住されている方にお知らせいただけると幸いです。

会期中トークイベントなど開催予定(日程決まり次第webサイトなどで案内致します)

写真展キュレーター 邱奕堅(1839當代藝廊オーナー)

展示作品 : 24インチ×30インチ(額装)作品20数点展示予定
制作年:2006-2017年
メディア:Type C print (Lambda Print) / 制作 掘内カラー
同名タイトルの写真集も今回の展示に併せて発刊予定。

作品説明

日本には独特の庶民文化「銭湯=公衆浴場」という場所が存在しています。私は在住地三重県(伊勢神宮や鈴鹿サーキットのあるところです)に在る銭湯の記録撮影を続けています。施設と経営者の高齢化などで減少の一途をたどっている銭湯ですが、そこは男風呂、女風呂で壁面の絵柄が違っていることも多くデザインとしても面白く楽しい。また古い銭湯には使い続けられた場所特有の(例えば壁面に入ったひび割れたタイルのように)時間経過や生活感を感じさせてくれる部分が多く残っていて施設固有の歴史が刻み込まれています。まもなく消え去ろうとしている日本庶民生活文化「銭湯」の姿を細密描写で記録した写真でお届けします。

撮影 4×5inch大型カメラ、アナログフィルム使用

 

会期中の作家在廊予定

作家松原の在廊予定は未定です。決まり次第、Facebook、Twitterでお知らせします。

関連イベント

調整中

開催日時

未定

料金

未定

プロフィール

松原 豊(まつばら ゆたか)

略歴

1967年三重県生まれ、写真専門学校(名古屋ビジュアルアーツ)卒業後カメラマンアシスタントなどを経てフリーランスになる。現在、三重県津市に在住しながら作品制作をしている。

2013年第62回伊勢神宮式年遷宮(御遷宮対策委員会)記録撮影担当
専門学校名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師
公益社団法人日本写真家協会会員
ギャラリー176(大阪)運営メンバー
私設 写真好学研究所所長(三重県津市美里町)
gallery0369(三重県津市美里町)オーナー

写真集、本

2011年写真集「村の記憶」(月兎舎)出版

共著

2012年写真集「生きる」 – 東日本大震災から1年 – (公益社団法人日本写真家協会編)
2015年植島啓司氏(宗教人類学者)との共著「伊勢神宮とはなにか日本の神は海からやってきた」(集英社ビジュアル新書、撮影担当)

個展

2011年 写真展「村の記憶」(新宿、大阪ニコンサロン)
2011年 写真展「路地の湯」(HCL名古屋ギャラリー)
2017年 写真展「Local public bath”Sento”」(gallery176、大阪)
2018年 写真展「青森」(gallery176、大阪)
2019年 写真展「EURASIA 2004 winter」巡回展(gallery176、大阪/ HCL Nagoya Gallery、名古屋)
2019年 写真展「村の記憶」(ARTS GALLERY NAGOYA/ 名古屋)

グループ展

2012年 写真展「生きる」 – 東日本大震災から1年 -(公益社団法人日本写真家協会/東京、仙台、ドイツPhotokina)
2017年 TAIWAN PHOTO 2017 「Local public bath “Sento”」 新光三越(台湾・台北)
2018年 TAIWAN PHOTO 2018「Local public bath “Sento”」/「恐山」新光三越(台湾・台北)
2019年 1839當代藝廊(台湾)× gallery 176(日本)交流展 「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」「Local public bath “Sento”」( 1839當代藝廊/台湾・台北)

連載

ムロウノクニ(KUMANO JOURNAL)

2012年「村の記憶」三重県津市文化奨励賞受賞
2012年「村の記憶」林忠彦賞候補最終ノミネート

ウェブサイト

https://www.matsubara-yutaka.com

 

プレスリリース