展覧会概要

タイトル:「こどもかるた」

作家名:西川 善康

会期

2017年7月28日(金)〜8月8日(火)

休廊日

8月1日(火)、2日(水)
*通常とは休廊の曜日が異なります

開廊時間

平日 13:00〜19:00、土曜 11:00〜19:00、日曜 11:00〜17:00

作品説明

 2004年に長男が生まれてから十数年、日々、こどもたちの写真を撮り続けています。

 最初は男の子一人で、ゆっくりと成長を追いつつシャッターを切っていました。その3年後、二人目の男の子が生まれ、兄弟同士遊ぶ姿、けんかする姿を楽しみながら撮っていました。そのまた3年後、今度は女の子が生まれ、大人(親)2人に対し、こども3人と、常に人手が足りない状態となり、ばたばたとした日々が続く中、なんとか時間を見つけて写真を撮っています。

 こどもたちとは一人の人間として対等に接し、正面から(時には背面から)見つめ、ゆっくりとシャッターを切るようにしています。

 こどもたちの写真は、ブログ「たろうすs.net」に、短いコメントと共に日々アップしていました(現在休止中)。これらの写真と言葉をまとめ、「こどもかるた」と題して展示します。

西川 善康

 

*「たろうすs.net」:男の子二人の時のタイトルは「たろうs.net」/2007年12月31日から2012年8月25日まではほぼ毎日・もしくは数日おきに更新、2014年1月1日まで不定期更新、その後は休止状態

会期中の作家在廊予定

作家西川は、会期中ほぼ全日在廊の予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

 

展示概要

 「かるた」を模して、会場内に読み札を置き、ギャラリーの壁面に展示している絵札(写真)を探しながら観ていただけるよう、大人もこどもも楽しめる展示にする予定です。読み札の文面は、日本語教師・国語教師である妻に推敲してもらい、ブログ「たろうすs.net」のコメントとは写真の組み合わせも含めて、一部変更する予定です。

 今回は、夏休みということもあり、通常の写真専門ギャラリー「gallery 176」の展示とは違った雰囲気、ある意味実験的な展示になる予定です。写真が好きな方以外に、子や孫を持つ親、こどもが好きな方、そしてこどもたち等、様々な方にお越しいただけたらと思います。

 会期中は、作家(西川)が可能な限り会場に在廊する予定です(在廊予定はwebサイトやFacebookでお知らせ予定)。会場では、こどもの写真の撮り方や整理の仕方に悩んでいる方に、アドバイスもさせていただきたいと思いますので、お気軽にお越しください。

紹介記事

西川善康写真展「こどもかるた」(UnoFOTO|京都写真美術館)

服部元町の「gallery176」っていう写真専門のギャラリーを探検してきた!(TNN 豊中報道。2)

 

プロフィール

西川 善康(にしかわ よしやす)

略歴

1967年 福井県鯖江市生まれ
1990年 千葉大学園芸学部造園学科卒業
1990〜1996年 総合建設コンサルタント、造園設計事務所等にて、公園や屋外空間の計画、設計等を行う
1996〜1999年 青年海外協力隊員としてフィリピンに赴任:ダバオ市のUniversity of Southeastern Philippinesにて造園(大学のキャンパス拡張計画)に関する指導を行う
2000〜2001年 インターメディウム研究所(IMI)にて写真、デザインを学ぶ
2000年〜 フリーで写真撮影、ビデオ撮影及び編集、web及び印刷物デザイン等を行う
2001年 グループ展 Photo Exhibition Horie 2001「見えない街 -sense of place」(堀江、大阪)
2002〜2005年 写真専門ギャラリー「NADAR」にスタッフとして参加
2002年 二人展「融解/昇華」(NADAR、大阪)
2010年〜 京都の造園会社の依頼により、日本庭園の写真及び映像撮影を行う
2016年〜写真専門ギャラリー「gallery 176」の運営に参加

webサイト

https://mitikusa.net/

プレスリリース