展覧会概要
TOTEM POLE PHOTO GALLERY×gallery 176交流展
タイトル:「欲視録」
作家名:広瀬 耕平
会期
2018年7月20日(金)〜7月31日(火)
休廊日
7月25日(水)、26日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 布垣昌邦
展覧会概要
TOTEM POLE PHOTO GALLERY×gallery 176交流展企画第一弾として、TOTEM POLE PHOTO GALLERY運営メンバー広瀬耕平さんをお招きして写真展を開催します。
10月にはgallery 176運営メンバー布垣昌邦がTOTEM POLE PHOTO GALLERYで展示を予定しています。
作品ステートメント
2000年に近い頃か、東京へと流れ着いた。いつ上京したかも記憶が薄れてしまっているくらい、あの頃のことを忘れたかったのかもしれない。それから私はいくつかの仕事をしながら、時間を見つけ東京を撮り続けていた。あの頃の私は新しい自分をいちから作りたかったのだろうが、気がつけば世の中も、自分自身さえも突き放していた。なぜ人は生き、存在するのか、今となっては考える必要のないことすら考えていた時期もある。ただ、カメラを通して世の中を客観視できるようになって、様々なことを受け入れることができた。
振り返ってみると、わずかばかりの人生を歩んできただけなのに、多少の知識や煩悩によって物事を表面的に判断したり、都合良くとらえていることに気づかされる。目の前のことを視ているつもりが、視られていると気づいた時、一切皆空の世のすべてを受け入れ、知らずに目を背けていた本来あるべき姿、実体なき実体が眼前に広がるだろう。
会期中の作家在廊予定
作家広瀬は7月20日(金)、21日(土)に在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、facebook、twitterでお知らせします。
7月20日(金) の開廊時間について
7月20日(金)は有料イベント開催のため、18:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、18:30までにお越しください。
*当日は、18:30に一旦ギャラリーをクローズし、18:50から有料イベントの受付・入場を開始します。
関連イベント
トークイベント 「Independent galleryという空間でつなげる西と東」
広瀬さんとgallery 176メンバーを交え、今回の交流展が実現したきっかけについて話を聞きながら、自主ギャラリーという箱の可能性について探ります。また、自主ギャラリーの老舗でもあり先輩でもあるTOTEM POLE PHOTO GALLERYの運営論についても、お聞きする予定です。
開催日時
2018年7月20日(金) 19:00〜20:30
出席者
TOTEM POLE PHOTO GALLERY 広瀬耕平
gallery 176 布垣昌邦、友長勇介、松原豊(その他出席者調整中)料金
1,000円(税込)
定員
30名
申し込み方法
*料金は当日会場にてお支払いください/当日は18:50からイベントの受付を開始します。
関連写真集
発行日:2018
判型:258 x 190 mm
頁数:160頁
製本:ソフトカバー、スリップケース付き
言語:日本語、英語
エディション:700
出版社:禅フォトギャラリー
プロフィール
広瀬耕平(ひろせこうへい)
1978年千葉県生まれ。現在、東京在住。
現在TOTEM POLE PHOTO GALLERYの運営に携わる。
現在は東京を中心に国内、アジアを中心に活動をしている。
2003年から継続している個展にはTOTEM POLE PHOTO GALLERYの展示をはじめ、台湾1839當代藝廊での個展など多数開催。また国内外のグループ展、フォトフェスティバルへの参加をし、2016年にはWonder Foto Day台北国際撮影藝術交流展にて審査員賞を受賞(沈昭良選)。2018年には韓国で行われた現代日本の未来を担う作家が出展する「NIHON MIRAI SEN」に出品。同年に写真集「欲視録」をZEN FOTO GALLERYより発行をする。パブリックコレクションにサンフランシスコ近代美術館がある。
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
TOTEM POLE PHOTO GALLERYは2008年に開設したギャラリーです。
現在の運営メンバーは有元伸也、宛超凡、甲斐啓二郎、姜美善、ジョン・サイパル、新名安奈、ダン・エプソープ、比留間達朗、広瀬耕平、淵上裕太、水島貴大の11名。
メンバーによる定期的な展示を中心に、さまざまな企画展やイベント、ギャラリーレンタルなどを行っています。