展覧会概要

タイトル:「知立」

作家名:松原 豊

会期

2020年6月5日(金)〜6月14日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

6月8日(月)〜11日(木) *通常と休廊日が異なります

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 松原豊

作品説明

私が愛知県知立市に演劇の記録撮影のためはじめて訪れたのが2013年。駅前では再開発が緩やかにはじまっていた。「まもなく無くなる風景だな」と少し意識しながら1年間ほど主に駅前での撮影を進めた。酒を呑むために入ったスナック「函館」では北島サブちゃんの肖像画が飾ってあった。初めて入ったその店で私は調子にのりカラオケを歌い呑んだ。そして酔った。あれから7年ほどの月日が流れ電車越しに見る駅前の風景は随分と変わっていた。

展示構成

インクジェットカラー作品、撮影年 2013年

関連展示

2020 Spring Photo Exhibition 松原豊写真展「知立」

会場:gallery0369|514-2113 三重県津市美里町三郷369番地
会期:2020年4月10日(金)~13日(月)、17日(金)~20日(月)
開廊時間:13:00〜18:00

 

会期中の作家在廊予定

作家松原は全日在廊予定です。在廊予定が変更になる場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

来場される方へのご協力依頼について

 緊急事態宣言は解除されましたがCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)が治まったわけではありませんのでお客様をはじめ、gallery運営関係者の健康に配慮し、以下の感染防止対策について注意をしながら写真展を開催させていただきます。

  • ご来廊の際はマスクの着用をお願い致します。
  • ギャラリー入口にて手指消毒用の消毒液をご用意しておりますので来場者は消毒をお願い致します。
  • 発熱や咳、咽頭痛、だるさや息苦しさなどの症状があるお客様はご来場をご遠慮ください。
  • スペース内の利用に関して、1度にご来場いただける人数を5名程度とさせて頂きます。混雑が発生した場合は入場制限をすることがございますのでご了承ください。
  • 万が一関係者などから新型コロナウイルス発症があった場合、連絡を差し上げられるよう、来場者の方にはご連絡先の記入をお願い致します。(ご記入いただく連絡先、氏名などの個人情報については各展示来場者としての記録以外には使用することはありません)
  • 人と人との間隔を充分に開けながら作品鑑賞をおこなってください。
  • オープニングパーティー、トークイベントなどは、今回展示再開する松原展では行いません。以後の展示に関連したイベントなどについては今後の状況により判断させていただきます。詳細についてはgallery176のwebサイト、SNSで随時ご確認をお願い致します。
  • スクーリングなど大人数でのご来場は当面の間お断り申し上げます。
  • ギャラリーでは換気をしながら展示を行います。在廊担当者は手洗いや消毒、マスクの着用、スペースの清掃などをしっかりと行います。

 皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。ご来場を心よりお待ちしております。 

関連商品

写真展会場では冊子「知立」を販売いたします。

≫ 冊子・知立案内ページ

冊子・知立

著者:松原 豊
アートディレクション:橋本純司
発行:Hibicore出版

判型:257×182ミリ B5版
製本:カバー無し 無線綴じ 32ページ
表紙:サテン金藤 180kg 消銀箔押
本文:サテン金藤 110kg
Yutaka Matsubara 2013 Printed in Japan
ISBN978-4-9904039-2-8

定価:本体 1,200円+税(会期中は税込¥1,200で販売)
販売:橋本デザイン室

冊子「知立」案内文抜粋

2013年5月、演劇広報用撮影をするためにはじめて「知立」を訪れ
それからおよそ1年間ほど通うことになった。
再開発の進む名鉄の駅周辺および近郊を歩いた。
駅周辺ではひんばんに踏切が鳴っていて電車の通過音がしていた。
駅前の居酒屋のおばさんは「もう明後日が店じまいなの。」と話してくれた。慌てて撮影の約束をした。夜のスナックには北海道を故郷にする人達が集まっていた。
数年後この写真に写っている光景 はほとんど見ることができなくなっているだろう。地方都市と呼ばれる「まち」の風景がここに在る。

松原 豊

プロフィール

松原 豊(まつばら ゆたか)

三重県津市在住、写真家、gallery0369(三重県津市美里町)主宰
専門学校名古屋ビジュアルアーツ卒業、
公益社団法人日本写真家協会会員、写真好学研究所所長
2011年 写真集「村の記憶」(月兎舎)発刊
2011年 写真展「村の記憶」(新宿、大阪ニコンサロン)
2012年 三重県津市文化奨励賞受賞
2012年 共著・写真集「生きる」 – 東日本大震災から1年 – (公益社団法人日本写真家協会編)
2013年 第62回伊勢神宮式年遷宮記録写真担当(御遷宮対策委員会)
2014年 日本のランドスケープを様々な視線で捉えた新しい写真グループNODEに参加
2015年 写真展「三重の銭湯」(Gallery Volvox、三重県津市)
2015年 共著・「伊勢神宮とはなにか日本の神は海からやってきた」(集英社ビジュアル新書、撮影担当)
2016年 写真好学研究所開設(三重県津市)
2016年 gallery0369開設(三重県津市)
2019年 1839當代藝廊(台湾台北市)にてLocal public bath “Sento”初海外個展開催
他個展、グループ展多数開催。
2020年7月 TOTEM POLE PHOTO GALLERY(新宿)にてLocal public bath “Sento”写真展開催予定

三重と大阪を往復しながら写真活動を進めています。

https://www.matsubara-yutaka.com