展覧会概要
タイトル:「迷幻街」
作家名:杉浦 正和
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2021年5月21日(金)〜6月1日(火)
休廊日
5月26日(水)、27日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 友長勇介
開催概要
杉浦さんとの出会いは、2005年に尼崎市で開催された「写真家井上青龍回顧展 : 眼差しの軌跡1931-1988」の、森山大道さん、猪瀬光さんのトークイベント後の酒席でした。
それから16年、他人の評価など気にせず、自分が作りたい作品をぶれることなく作り続ける杉浦さんの姿を見てきました。
いつかgallery 176で杉浦さんの写真展を開催できればと考えていたのですが、今回、杉浦さんの許可をいただき写真展を開催することになりました。
写真展期間中は終日杉浦さんが在廊されますので、皆さんぜひ会場にお越しいただければと思います。
gallery 176 友長勇介
作品説明
今回の展示は2019年〜2020年に撮影したベトナムの夜の路上スナップです。
18歳の頃からカメラを持って旅に出ることを始めて、40数年経った今でも同じように出かけています。
記憶は、時とともに薄れてきていますが、今のベトナムの街の醸し出す空気感は、賑わっていた子供の頃や、旅を始めた20代、何処へ行くにもまず格安旅券を買うために訪れた当時のタバンコクにもよく似ています。
人口の60%が30歳以下という若さで、街は昭和の日本のように混沌として、活気があり、徘徊するだけで胸が躍ります。
そこで、外界との接触をカメラで仲介し、時間が経つのを忘れるほど夢中になり、感情の奴隷になった時に、生きているという実感が湧き出てきます。
杉浦正和
展示構成
2018年〜2020年(ヴェトナム) 路上スナップ、ピグメントプリント、329㎜×483㎜
会期中の作家在廊予定
作家杉浦さんは全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。
杉浦 正和(すぎうら まさかず)
1960年 京都に生まれる。
個展
2004年「ルモンタージュ」プレイスM(東京)
2004年「ルモンタージュ」Early gallery(大阪)
2005年「見返り横丁」富士フォトギャラリー(京都)
2005年「第二のルモンタージュ」Early gallery(大阪)
2005年「第二のルモンタージュ」プレイスM(東京)
2006年「御島 ON-SHIMA」Earlygallery(大阪)
2007年「御島 ON-SHIMA」プレイスM(東京)
2008年「麗春」ギャラリー蒼穹舎(東京)
2009年「麗春」Satellite gallery(京都)
2009年「ルモンタージュ」ギャラリー蒼穹舎(東京)
2009年「ルモンタージュ」Sfera Exhibition(京都)
2010年「ルモンタージュ」アートスペース東山(京都)
2011年「見返り横丁」ギャラリー蒼穹舎(東京)
2012年「見返り横丁」ナダール(大阪)
2012年「Cuba」フジフォトサロン(大阪)
2012年「Cuba」エイエムエスギャラリー(京都)
2013年「櫻狩」ギャラリー蒼穹舎(東京)
2015年「櫻花行」ギャラリー蒼穹舎(東京)
2015年「櫻花行」ギャラリー722(岡山)
2015年「櫻花行」1839當代藝廊(台北)
2017年「フォルモサ」ギャラリー722(岡山)
2017年「フォルモサ」アートスペース東山(京都)
グループ展
2007年〜 KYOTO PHOTOGRAPHY EXHIBITION Galleryマロニエ(京都)
2012年 10×10 JAPANESE PHOTO BOOKS NY I.C.P(NY)
2013年〜 PHOTO STREETSUPER SESSION(姫路)
2014年 SEOUL PHOTO 2014(ソウル)
2014年 TAIWAN PHOTO 2014(台北)
2015年 TAIWAN PHOTO 2015(台北)
2020年 「遠鳴り」Gallery722(岡山)
写真集
1996年「ポポルブフ」光琳社
2009年「ルモンタージュ」蒼穹舎
2015年「櫻花行」蒼穹舎
2016年「フォルモサ」popol