展覧会概要
タイトル:「なにげなくをさりげなく」
作家名:川井 ケンゾー
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2022年7月29日(金)〜8月7日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります
休廊日
8月1日(月)〜4日(木) *通常と休廊日が異なります(金土日のみ開催)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 松原豊
開催概要
川井さんは兵庫県在住の写真家。一年に3冊のペースで自作の写真冊子を制作している方です。gallery176での展示にも足繁く通ってくれると共に、gallery176で開催する「写真を観る会」への参加者でもあります。運営メンバーに写真を見てもらう中で川井さんの写真展を開催することになりました。今回は国内各地の変わりゆく地方を記録撮影したシリーズの白黒写真作品を展示します。休日写真家として歩んできた川井さんの写真軌跡を会場でご覧いただければと思います。
gallery 176 川井ケンゾー展担当 松原豊
作品説明
私は、スナップショットが好きで、休日の限られた時間に街頭へ繰り出しては、シャッターを押すことを繰り返してきました。
近年は、人口減少時代を迎えて急激に変わりつつある日本の姿を少しでも記録しておきたいという思いも重なり、地方へも足を伸ばしています。
それぞれの現場では、予めイメージしていたその土地を象徴する景色のほかに、無名のなにげないシーンに数多く出会います。私は、ごく自然体で、時には無意識のままに、さりげなく、それらをカメラに収めます。
写真になることが全く予期されていなかったものが写真となって眼の前に再び立ち現れたとき、私は、何よりも強固なリアリティと醍醐味を感じるのです。
シリーズ「日本の地方」としてこれまでに編んだ写真集は16冊を数えます。展示プリントは、冊子に収録した写真に未発表のものを交えて構成しました。
川井ケンゾー
展示構成
インクジェットモノクロプリント28点(予定)、210×297mm。
冊子16点、A4判、40ページ。
会場内にて動画(5分)上映予定
川井さんに松原がインタビューを掲載した季刊誌「NAGI-84号」(月兎舎)を会場にて販売予定。
会期中の作家在廊予定
作家川井さんは会期中在廊予定です。在廊予定の詳細は、後日Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。
関連イベント
調整中
川井 ケンゾー(かわい けんぞー)
1967年 兵庫県伊丹市生まれ(同市在住)
1981年 写真に興味を持ち始める。
1984年 初めて応募した写真コンテスト(カメラメーカー主催)で入選。
1986年 大学入学と同時に写真部に入り、モノクロの現像とプリントを覚える。
1995年 フイルムスキャナーを導入し、Adobe Photoshopを使った写真のデジタル編集を始める。
1997年 ホームページ(kenzone.jp)を開設。
2006年 オフセット印刷による初めての写真集『伊丹』を出版。
2012年 JPS展入選。
2015年 オンデマンド印刷による初めての写真集『Tokyo Osaka & Kobe』を出版。
2016年 シリーズ「日本の地方」の撮影を開始し、翌年から写真集を出版。
受賞歴
JPS展入選