展覧会概要
タイトル:「Melting Petals」
作家名:藤原 更
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2022年12月16日(金)〜12月25日(日) *会期最終日の曜日が通常と異なります
休廊日
12月19日(月)〜22日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催
開廊時間
13:00〜19:00(12月24日はXmasギャラリートーク開催のため18時で閉廊となります)
企画
gallery 176 松原豊
開催概要
開催概要gallery 176では、Sarah Fujiwara Art book『Melting Petals』出版を記念して、藤原更(フジワラ サラ)の展覧会を開催いたします。藤原の活躍はニューヨーク、パリ、ベルギーなど国内外での展示を含め、かなりフィジカルな活動を現在進行形で行っています。『Melting Petals』は、15年に渡り撮影を続ける芥子の花のシリーズを、造本家・町口覚氏によってまとめられ、藤原更の世界観をより拡大させる仕上がりとなりました。 藤原更は、松原が専門学校名古屋ビジュアルアーツの非常勤講師を担当していた時の、フィルムフォトワークの教え子です。「2007年に南西フランスで撮影を開始した芥子の花の作品集をつくります」と数年前から話してくれていて、出版の目処が立ちましたと先日連絡を受け取りました。その作品集出版に併せて出版記念展を開催致します。造本は町口覚氏が担当。内容と質は密度の濃いものとなっています。ドキュメンタリー写真を撮影していた学生時代とは大きく変化した藤原更の世界観を、写真集=アートブックの手触りと共に作品展でも触れていただければと思います。
gallery 176 松原豊
作品説明
藤原更が15年に渡り撮影を続ける芥子の花 “MeltingPetals”。本シリーズは、自身の展覧会で南西フランスを訪れた際、視界一面に広がる芥子畑で撮影が始まりました。藤原従来の作品の大胆な構図や色彩に加え、撮影からプリントまでのタイムラグにより起こる記憶の曖昧さに着目をし制作が進められました。記憶が抜け落ち消失する様は、2013年から始めた藤原独自の「剥離技法」により表現され、その手法は深化を続けています。本展では2007年撮影の『Melting Petals』最初期作品を中心に会場構成いたします。
展示構成
1200x832x30mm Pigment print with Acrylic mountなどで構成予定
会期中の作家在廊予定
作家藤原さんは、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。
関連イベント1
『Melting Petals』出版記念 Xmas galleryトーク 藤原更(アーティスト)×松原豊(写真家/gallery176運営メンバ−)
写真集を発刊した藤原更さんに写真集制作プロセスについてお話を聞きます。
開催日時
2022年12月24日(土)18:00〜19:00
参加費
¥1,000(税込)
参加費は当日会場受付にて現金にてお支払いください。
参加予約は下記リンク先よりお申し込みください。https://forms.gle/fwumowsRBKuuueLv6
※gallery 176で写真集『Melting Petals』をご購入いただいた方は無料となります。
関連イベント2
『Melting Petals』出版記念 Xmas ポートフォリオレビュー 藤原更さんに写真を見てもらおう!
藤原更さんに写真作品を見てもらう会。Xmasの日に藤原更さんにご自身の写真を見てもらう会です。1テーマに絞った写真作品をプリントにしてご持参ください。予約制3名限定。参加者には藤原更さんからXmasプレゼントがあるかもしれません。
開催日時
2022年12月24日(土)11:00〜12:00
※参加される方は10:50にgallery 176にお集まりください。
参加費
¥2,200(税込)
参加費は当日会場受付にて現金にてお支払いください。
参加予約は下記リンク先よりお申し込みください。https://forms.gle/sBtvyNy4mG57uUZ88
※gallery 176で写真集『Melting Petals』をご購入いただいた方は¥1,000(税込)引きとなります。
関連販売物
作品集「Melting Petals」
価格
7,700円
作品
藤原更(Sarah Fujiwara)
造本設計
町口覚
寄稿
飯沢耕太郎、中西玲人
判型
縦297mm/横210mm(A4判)
頁数
64頁(内、3箇所両観音開き)
製本
無線綴じ上製本
プロフィール
藤原 更(ふじわら さら)
幼少期 祖父の二眼レフにふれ、写真機材と写真に目覚める。
清里フォトアートミュージアム二度のコレクション後、2001年フランスでの企画個展をきっかけに、コマーシャルフォトグラフの世界からアートの世界に基軸を置く。2012年東京での企画個展成功後、パリ・ベルギー・ニューヨークでのアートフェアで注目を浴びる。2014年招待作家として参加したフランスのフォトフェスティバルPhotofoliesでは、10mを超えるインスタレーション作品がギャラリーの庭園を飾り話題を呼ぶ。
専門学校名古屋ビジュアルアーツ卒業
現在名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア学科非常勤講師(2015年〜)
個展
「Sarah Fujiwara-Melting Petals-出版記念展」(森岡書店, 東京)、「Sarah Fujiwara Exhibition」(Gallery Noivoi, 国際芸術祭「あいち2022」パートナーシップ事業)、「Melting Petals」(ARTIFACT, ニューヨーク, 2020)、「Melting Petals 」(EMON PHOTO GALLERY, 東京, 2019)、グループ展に「Continuity : Modern and Contemporary Masters」(ARTIFACT, ニューヨーク, 2022)など。
作品集
Melting Petals (2022年10月発刊)
コレクション
パブリックコレクション:ヤマザキマザック美術館、清里フォトアートミュージアム