展覧会概要

タイトル:「SHORT HOPE」

作家名:元田 敬三

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2026年4月17日(金)〜4月28日(火)

休廊日

4月22日(水)、23日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176

協力

展示概要

 元田敬三さんが、3月にふげん社から元田敬三写真集「SHORT HOPE」を出版されたのを受け、gallery 176で、元田敬三写真展「SHORT HOPE」を開催いたします。

 元田さんとは、私がビジュアルアーツアカデミー大阪校でアシスタントをしていた時に、元田さんが、一日体験入学に参加された時に出会いました。

 その後、元田さんは、ビジュアルアーツアカデミー大阪校に入学してからは、路上で人に声をかけて撮影するというスタイルを貫き通して、学生時代に準太陽賞を受賞します。東京に活動の拠点を移されてからも、精力的に数々の作品を発表されています。

 その元田さんが、大阪に帰ってきて、撮影を始めました。その場所は、大阪でも独特の空気と匂いが漂う大阪・西成・釜ヶ崎。元田さんが、この地でどんな一期一会を刻んだのか、私は、皆さんと一緒に体験してみたいと思います。

gallery 176 山下豊

SHORT HOPE

1995年、大阪の路上で写真行為を始めた。撮りたいのは理由なく人だった。

35ミリのフィルムカメラにモノクロフィルムを詰めて毎日街を歩いて人に声を掛けて撮らせてもらうスタイル。

1997年に上京し、東京の路上が撮影の舞台となった。

そして、大阪との再会。

2021年11月18日、前夜仕事の前のりで大阪・天王寺のホテル泊。AM5:00時に起床、思い立って隣町の釜ヶ崎まで朝の散歩をすことにした。大きな道路を渡り、路地へ入り、静まり返った飛田新地を抜けて20分程歩くと三角公園に到着。朝日が昇り始めた公園は黄金色に輝いており、黄金の公園には派手な服を着た2人の男が居たので「おはようございます」と話し掛けた。「うちら大切な人の為に毎朝公園の掃除してるのよ」というので、僕も手伝うことにした。何処からか運ばれてきたソファの周囲に落ちた主にタバコの吸い殻を拾ってゴミ袋へ捨てていく。15分ほどすると辺りはすっかり綺麗になった。

さてと、「お二人の写真を撮ってもいいですか?」。「ええよ!うちらカップルやねん!チュウしよか!」と頼んでいないのにチュウしてくれた。

この写真を撮ったことをきっかけに、この街・釜ヶ崎を撮ろうと決意した。それから月に一度、神奈川県から大阪まで夜行バスで通い、安宿に泊まって撮影を続けている。

展示構成

すべて印画紙によるモノクロプリント。サイズは1) 11×14inch、2) 16×20inch、3) 107センチ×150センチの3種類。

 

会期中の作家在廊予定

作家元田さんの在廊予定は、未定です。在廊日時が分かりましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

関連イベント

トークイベント1

開催日時

2026年4月19日(日) 17:00〜18:30

出席者

元田敬三(写真家)× 山下豊(写真家・gallery 176メンバー)

参加費

会場観覧 1,000円、オンライン配信 1,000円

定員

会場観覧 25名 オンライン配信 100名

お申し込みは、4月1日から受付開始予定です。

 

トークイベント2

開催日時

2026年4月26日(日) 15:00〜

出席者

元田敬三(写真家)

参加費

会場観覧 学生 無料/一般 1,000円、オンライン配信 1,000円

定員

会場観覧 25名、オンライン配信 100名

お申し込みは、4月1日から受付開始予定です。

プロフィール

元田 敬三(もとだ けいぞう)

1971年、大阪生まれ。53歳。神奈川県逗子市在住。
桃山学院大学経済学部卒業後に写真を始める。

1995年、ビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。
在学中の1996年「ON THE STREET, OSAKA」で33回準太陽賞受賞

1997年より上京し、東京を拠点にphotographers’ galleryの立ち上げに参加するなど積極的に写真作品を発表。

2004年、グループ展「out of the ordinary/extraordinary」現代日本写真 -海外巡回展に参加。(国際交流基金ギャラリー/ケルン、ドイツ・欧米・アジア主要都市を巡回)

2016年、「東京・TOKYO 日本の新進作家展 vol.13」(東京都写真美術館)にて「ツッパルな」発表。

国内外で個展、グループ展多数。時代は変われど人と人の関係は変わらない。
一貫して都市の路上をテーマに一期一会の人物のスナップショットを制作。

2022年より、大阪の釜ヶ崎を集中して撮影しています。

2024年11月写真展「麦酒・焼酎・缶チューハイ」(ビジュアルアーツギャラリー大阪)にて釜ヶ崎の写真群を初展示。

2025年3月写真集「SHORT HOPE」(ふげん社)出版。

*東京都写真美術館、京都近代美術館、フランス国立図書館、清里フォトアートミュージアムに作品が収蔵されています。

*現在、大阪芸術大学客員教授、東京ビジュアルアーツアカデミー非常勤講師を務める。