齋藤広幸写真展「Silent Current」

展覧会概要

タイトル:「Silent Current」

作家名:齋藤 広幸

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年8月8日(金)〜8月17日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

8月13日(水)〜14日(木)

開廊時間

13:00〜19:00 最終日のみ 13:00~16:00

企画

gallery 176 齋藤広幸

作品説明

― 春の福島、記憶と風のなかで ―

2023年4月1日、福島県富岡町・夜ノ森地区の避難指示が一部解除されました。かつて多くの人々が花見に訪れた桜並木は、長い静寂の時を経て、再び春を迎えています。

本展では、桜の季節に歩いた福島の風景を辿ります。主に浜通りで撮影した写真に、私の暮らす中通りの春の光景も織り交ぜながら構成しました。

夜ノ森の桜は、何事もなかったかのように、今年も静かに咲き誇っていました。しかしその背景には、誰も住まなくなった家々、除染で更地となった土地、そして少しずつ戻り始めた人々の暮らしがあります。

桜の花びらは、時の流れを語るように風に揺れ、私のレンズの前に現れては消えていきました。

「Silent Current」――それは、目には見えない時間の流れ、声なき記憶のうねり、そして春の風にそっと揺れる福島の現在(いま)です。

未だ復興の途上にある土地も多くあります。けれども、静けさのなかにたしかに芽吹いていくものを、希望という言葉の前に、ひとつひとつ見つめていきたいと思います。

 

展示構成

gelatin silver print 31点

 

会期中の作家在廊予定

全日在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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早川知芳写真展「バイバイ沖縄・本島編」

展覧会概要

タイトル:「バイバイ沖縄・本島編」

作家名:早川 知芳

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年8月22日(金)〜9月2日(火) 

休廊日

8月27日(水)、28日(木)

開廊時間

13:00〜19:00(最終日は18:00まで)

企画

gallery 176 早川知芳

作品説明

台北から東に650キロ、東京から南西に1560キロの紺碧の海に浮かぶ沖縄本島。コロナ禍の2020年11月、私は初めて沖縄を訪れた。以来今日まで頻繁に沖縄を訪れている。

どこまでも碧い海と空、太陽の近さ、どうしようもない湿気、突然の雨、寒い冬、何となく陽気な雰囲気、農連市場、アーケードの商店街、観光客、ガイジン、米兵、戦闘機の轟音、オスプレー、夜の街、Yナンバー、辺野古、普天間、嘉手納、日米地位協定、ライカム、やんばるの森、磨文仁、前田高地、首里城、拝所、嶽、聖域、ユタ、ノロ、久高島、A&W、ポーク缶、ヤギ汁、オリオンビール、ルートビア、ナイチャー、シマンチュウ、三線の音、カチャーシー、指笛、エイサー、旗頭、大綱引き、ハーリー、旧正月、ウンケーにウークイ、ヒヌカン、不発弾、6月23日、そして80年前の記憶・・・

多くの写真家が撮ってきた沖縄。今も多くの写真家が沖縄を撮っている。写真家あるいは写真を志向する者を惹きつける要素が尽きない。

基地問題から日本を考察したり、本土とは異なった歴史に魅力を感じたり、失われた風景を再発見したり、昔からの風俗風習や今のカルチャーを論じたり、いまだ終わらぬ「いくさ世」など、あらゆる切り口で写真家は沖縄を撮り続けてきた。そしてこれからも撮り続けられてゆく。

さらに写真家だけに限らずあらゆる人々が手にした撮影機器で沖縄を撮り瞬時に発信し、それらが氾濫し続けている・・・

今展は傍観者として私が記録(撮影)した沖縄本島を展示します。
何かの当事者でもなくテーマもなくどこにも視座をおかないで、ただ「今」を記録してゆく「私の沖縄ノート」。

※「バイバイ沖縄」知名定男作詞作曲の歌

展示構成

インクジェットカラープリントによる構成

 

会期中の作家在廊予定やイベントなど

早川知芳は、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、facebook、instagram、XなどのSNSでお知らせします。

イベント予定

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ワークショップ「デジタルプリント〜額装〜展示体験」

ワークショップ「デジタルプリント〜額装〜展示体験」

*今回はワークショップのみ開催のため、写真の展示はありません。

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

開催日

2025年9月6日(土)、9月7日(日)、9月14日(日)、9月15日(月・祝)

*事前申込みがある場合のみ開催

開催時間

11:00〜12:50/13:00〜14:50/15:00〜16:50/17:00〜18:50 の1日4回(1回 約110分)

企画

gallery 176 西川善康

機材協力

galerie SPUR 高林直澄

開催内容

作品制作および展示を目標とした、デジタルプリント制作のワークショップを開催します。今回は、デジタルプリント制作〜額装〜展示までを一度に体験していただけます。

ギャラリーや学校の修了展などで作品展示を考えている方で、プリントから展示(壁掛け)までの流れを知りたい方、額装や壁面への展示を体験したい方などを対象としています。

ワークショップは、各回1名(1組)のみの参加ですので、プリント制作の他、時間に余裕がある場合は、参加者のご希望に沿った内容を追加することも可能です。

基本内容
  • デジタルプリントの制作:ご持参いただいたデータからA3サイズのプリントを仕上げます
  • ブックマットへの作品セット:プリントをマットにセットします
  • フレームへセット:14×17インチの木製フレームへマットをセットします
  • 壁掛け:ギャラリーの壁面に釘を打ち、フレームを掛けます

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