展覧会概要
タイトル:「彼岸_02」
作家名:布垣 昌邦
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2025年9月19日(金)〜9月28日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります
休廊日
9月24日(水)、25日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 布垣昌邦
作品説明
1995年阪神大震災が起こった時は、15歳の中学生でした。今から改めて考えると、自分の記憶の範囲では、ここから地震災害など始まったような気がします。2002年の学生の頃、妹尾豊孝さんの「神戸西へ東へ」を見てから神戸を撮り始めました。妹尾さんの神戸は、震災当時の日常が写真に写っていて、学生時代影響を受けた事を覚えています。しばらくは、京都、大阪をとる事に集中していましたが、2025年の令和になり、阿部淳さんの「こうべ」を見て、改めて神戸の写真を見直すきっかけになり今に到ります。大阪で生まれ育った45歳の自分から見る神戸は、震災復興のイメージというよりは、子供や女の子が元気な街のイメージの方が、自分にとっては現実的な神戸に感じます。写真を始めて23年撮り続ける事で見えてくる、京都、大阪、神戸の都市の循環、人のめぐり。生まれは、兵庫(父系)で、(母系)が京都になり、育ったのは大阪です。血の濃い街を撮影し、住んでる者が住んでる距離感で写真に残す事で、自分の存在を記録する意味を感じて撮り続けていきたいです。
展示構成
ゼラチンシルバープリント 大四切 20点
会期中の作家在廊予定
作家布垣は全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。
布垣 昌邦(ぬのがき まさくに)
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