展覧会概要
YARTGALLERY(韓国・ソウル)× gallery 176(日本・大阪)交流展 in ソウル
タイトル:「Traces / Places」
出展作家
会場
YARTGALLERY
28, Toegye-ro 27-gil, Jung-gu, Seoul, Hanyoung Building, B1, KOREA
*本展示の会場は gallery 176 ではありませんので、ご注意ください。
会期
2026年3月21日(土)〜4月11日(土)
休廊日
日曜
開廊時間
月曜〜金曜 11:00〜19:00、土曜 12:00〜18:00
企画
YARTGALLERY、gallery 176
展覧会紹介
本展は、韓国・ソウル YARTGALLERY にて開催される、布垣昌邦・齋藤広幸による写真展です。
関西と福島という、それぞれ異なる土地に根差しながら制作を続けてきた二人が、自身の記憶と生活に結びついた場所で撮影した作品を展示します。
土地に刻まれた時間の痕跡と、そこで紡がれてきた場所の記憶を見つめる本展では、関西の街に積み重なる日常の印と、福島に残る冬の気配が並置されます。異なる土地を見つめてきた二つの視線は、それぞれの土地に宿る痕跡として交差し、モノクロのゼラチンシルバープリントによって、風景と時間の確かな断片を静かに映し出します。
2023年より、韓国・ソウルのYARTGALLERYと日本・大阪のgallery 176は交流展を開始しました。これまで、gallery 176では、姜在求(カン・ジェグ)写真展「入隊前夜 -soldier」、 金恩周( キム・ウンジュ)写真展 「再び、春」、鄭名植(ジョン・ミョンシク)写真展「明鏡止水」を開催してきました。また2025年には、YARTGALLERYにて友長勇介・西川善康写真展「input x output|input = output」を行っています。
本展は、こうした継続的な交流の流れを受けて開催されるものです。
会期中の作家在廊予定
作家、布垣昌邦・齋藤広幸は、3月21日(土)に在廊予定です。 変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。
関連イベント
トークイベント
開催日時
2026年3月21日(土) 16:00〜
会場
YARTGALLERY
会場案内
YARTGALLERY / 와이아트갤러리
28, Toegye-ro 27-gil, Jung-gu, Seoul, Hanyoung Building, B1, KOREA
서울특별시 중구 퇴계로 27길 28, 한영빌딩 지하 1층
tel. 02-579-6881 / e-mail. gu5658@nullnaver.com
作品紹介
布垣昌邦「彼岸_02」
1995年、阪神・淡路大震災が起きた時、私は15歳の中学生でした。振り返ると、記憶の中で「地震」という出来事を強く意識するようになった起点だったように思います。
2002年、学生時代に妹尾豊孝さんの写真集『神戸 西へ東へ』を見たことをきっかけに、神戸を撮り始めました。そこに写し出されていたのは、震災の只中にあった日常の風景であり、当時の私に大きな影響を与えました。
その後は京都や大阪の撮影に集中していましたが、令和に入り、阿部淳さんの『こうべ』を目にしたことで、改めて神戸の写真と向き合うようになりました。
大阪で育った現在の視点から見る神戸は、震災復興のイメージというよりも、子どもや若い人たちが行き交う、生き生きとした街として映ります。
写真を始めて23年、撮り続ける中で見えてきたのは、京都・大阪・神戸という都市の循環と、人のめぐりです。兵庫に生まれ、京都に血縁を持ち、大阪で育った私にとって、これらの街は身体感覚に近い場所でもあります。
住んでいる者が、住んでいる距離感で街を撮ること。その積み重ねが、自身の存在を記録する行為になると感じながら、撮影を続けています。
略歴
1979年生まれ
大阪府茨木市在住
2003年 ビジュアルアーツ写真学科夜間部卒業
2007年 コニカミノルタフォトプレミオ受賞
2008年 洛中洛外観察日記 個展(gallery 176)
2012年 生と志(How are you photography展·同時代ギャラリー)
2014年 noah(ギャラリー10:06)
2015年 route_31(How are you photography展·同時代ギャラリー)
その他、現在までコンスタンスに個展開催
2025年 韓国交流展 鄭名植写真展「明鏡止水」(企画担当)( gallery176) (YARTGALLERY)(韓国・ソウル)
齋藤広幸「KALOS」
福島県出身の作者は、2018年に大阪へ拠点を移し、福島と大阪を行き来しながら写真制作を続けてきました。2025年4月には再び福島へ拠点を戻し、現在は地元に根ざした活動を行っています。
本展では、2019年から2022年にかけて撮影した、福島の冬の風景をテーマとする作品を展示します。
幼少期から親しんできたこれらの風景は、作者にとって原風景であり、記憶と深く結びついた場所でもあります。一度距離を置きながら向き合ってきたことで、その風景は静かで確かな存在として立ち現れ、現在の制作を支える基盤となっています。
本作「KALOS」は、過去の記憶と現在の風景を重ね合わせ、写真という行為を通して再び土地と向き合う中で生まれた作品群です。
略歴
1972年 福島県生まれ
福島県郡山市在住
2018年から大阪で6年半活動し、2023年より gallery 176 の運営に参加。
現在は福島県に拠点を置き、モノクロ銀塩プリントによる作品制作を続けている。
YARTGALLERY(ソウル、韓国)
多様なジャンルとメディアアートを基盤として、アートのイベントおよび教育、展示などを企画するチームである。様々な芸術家がメンバーとして活動に協力している。メンバー全員が作家であり、様々な社会状況と問題を芸術作品を通して表現することを試みている。
YARTGALLERYは単なる形式的なメディアアートではなく、現代社会と触れ合い、すでに一般的になった様々なメディアを使って、韓国社会を眺めるメタファーを作り上げている。そして、作家と企画者のみが共感できる展示ではなく、一般大衆も十分に楽しむことができる双方向的な芸術展示を開催している。また、若い作家たちの展示と継続的な作家活動も支援している。
YARTGALLERY代表の姜在求(カン・ジェグ)は、作家活動だけでなく、様々な公共美術プロジェクトの作家として参加している。また、YARTGALLERYは2017年から現在まで東京新宿のTOTEM POLE PHOTO GALLERYと活発な韓日交流展を行っている。2022年は、ウラジオストクのアルカ(Arka)ギャラリーと、韓国とロシアの交流展を行った。
gallery 176(ギャラリーイナロク、大阪府豊中市)
gallery 176は、自主独立を旨とした、運営メンバー自身の発表の場です。しかしながら、運営メンバーの「自己満足」の場とはせず、積極的に外とのかかわりを模索し、交流を深め、「写真」に向き合う「場所」として運営しています。
運営メンバーの個展やグループ展はもとより、外部作家を招聘しての企画展や、他のギャラリーとの交流展(国内外問わず)も積極的に行っています。また写真展以外にも、映画上映会、写真販売会、写真を観る会等のイベント・ワークショップも開催してます。
我々の活動の場は、gallery 176内に留まらず、日本国内、アジアなど、積極的に外へ展開しています。また、運営メンバー個々に於いても、gallery 176を離れて、独自ギャラリーや教室運営といった活動を行っています。











