西川善康写真展「one perspective, two places」

展覧会概要

タイトル:「one perspective, two places」

作家名:西川 善康

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年7月11日(金)〜8月3日(日) *当初予定より日程を変更/通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

7月14日(月)〜17日(木)、22日(火)〜24日(木)、28日(月)〜31日(木) *通常と休廊日が異なります/金土日祝日のみ開催

*休廊日でも、作品を観ていただける場合がありますので、ご希望の方は、来廊予定日の前々日までに、 info@null176.photos にメールか、「お問い合わせ」のページでご連絡ください。

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康

展示概要

 私(西川)は大学では造園を学び、造園設計の仕事をしていました。その後、フィリピンに青年海外協力隊員として赴任し、帰国後、写真や映像、デザインの仕事をしています。

 これまで、自らの原点である造園、庭園に関連する作品「garden」、フィリピンの人々の営みや風景をまとめた作品「DAVAO 1996-1999」「DAVAO 2019」、台湾と日本の都市の緑、公園等をまとめた作品「マチハニワ」「マチノニワ」、green(緑)に焦点を当てた「green」を発表しています。

 今回は、これまで撮影してきた日本(主に京都、大阪)、フィリピン、台湾の作品と、今年2025年に新たに訪れたモンゴル、韓国の作品を組み合わせて、一つの作品としてまとめます。今年2025年1月に開催した写真展「showcase 2025」で展示した作品「one view, two places」を、発展させたものになります。

作品説明

one perspective, two places|一つの視点、二つの場所

街の緑や人を眺める視点は、時や場所が変わっても、それほど大きく変わるものではありません。

同じ視点で捉えた二つの場所を並べて見ると、国や都市が異なっていても、どこか似たような雰囲気を感じさせます。

しかし、よく見比べてみると、それぞれの街が持つ異なる表情が浮かび上がってきます。

展示構成

archival pigment print(インクジェットプリント)/14×17インチ 20枚、A3 リング綴じ 4組 展示予定

 

会期中の作家在廊予定

作家西川は全日在廊予定です(7月12日(土) 16:00〜19:00のみ、運営メンバー友長が在廊)。在廊予定及び開廊時間等に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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齋藤広幸写真展「Silent Current」

展覧会概要

タイトル:「Silent Current」

作家名:齋藤 広幸

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年8月8日(金)〜8月17日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

8月13日(水)〜14日(木)

開廊時間

13:00〜19:00 最終日のみ 13:00~16:00

企画

gallery 176 齋藤広幸

作品説明

― 春の福島、記憶と風のなかで ―

2023年4月1日、福島県富岡町・夜ノ森地区の避難指示が一部解除されました。かつて多くの人々が花見に訪れた桜並木は、長い静寂の時を経て、再び春を迎えています。

本展では、桜の季節に歩いた福島の風景を辿ります。主に浜通りで撮影した写真に、私の暮らす中通りの春の光景も織り交ぜながら構成しました。

夜ノ森の桜は、何事もなかったかのように、今年も静かに咲き誇っていました。しかしその背景には、誰も住まなくなった家々、除染で更地となった土地、そして少しずつ戻り始めた人々の暮らしがあります。

桜の花びらは、時の流れを語るように風に揺れ、私のレンズの前に現れては消えていきました。

「Silent Current」――それは、目には見えない時間の流れ、声なき記憶のうねり、そして春の風にそっと揺れる福島の現在(いま)です。

未だ復興の途上にある土地も多くあります。けれども、静けさのなかにたしかに芽吹いていくものを、希望という言葉の前に、ひとつひとつ見つめていきたいと思います。

 

展示構成

gelatin silver print 31点

 

会期中の作家在廊予定

全日在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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早川知芳写真展「バイバイ沖縄・本島編」

展覧会概要

タイトル:「バイバイ沖縄・本島編」

作家名:早川 知芳

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年8月22日(金)〜9月2日(火) 

休廊日

8月27日(水)、28日(木)

開廊時間

13:00〜19:00(最終日は18:00まで)

企画

gallery 176 早川知芳

作品説明

台北から東に650キロ、東京から南西に1560キロの紺碧の海に浮かぶ沖縄本島。コロナ禍の2020年11月、私は初めて沖縄を訪れた。以来今日まで頻繁に沖縄を訪れている。

どこまでも碧い海と空、太陽の近さ、どうしようもない湿気、突然の雨、寒い冬、何となく陽気な雰囲気、農連市場、アーケードの商店街、観光客、ガイジン、米兵、戦闘機の轟音、オスプレー、夜の街、Yナンバー、辺野古、普天間、嘉手納、日米地位協定、ライカム、やんばるの森、磨文仁、前田高地、首里城、拝所、嶽、聖域、ユタ、ノロ、久高島、A&W、ポーク缶、ヤギ汁、オリオンビール、ルートビア、ナイチャー、シマンチュウ、三線の音、カチャーシー、指笛、エイサー、旗頭、大綱引き、ハーリー、旧正月、ウンケーにウークイ、ヒヌカン、不発弾、6月23日、そして80年前の記憶・・・

多くの写真家が撮ってきた沖縄。今も多くの写真家が沖縄を撮っている。写真家あるいは写真を志向する者を惹きつける要素が尽きない。

基地問題から日本を考察したり、本土とは異なった歴史に魅力を感じたり、失われた風景を再発見したり、昔からの風俗風習や今のカルチャーを論じたり、いまだ終わらぬ「いくさ世」など、あらゆる切り口で写真家は沖縄を撮り続けてきた。そしてこれからも撮り続けられてゆく。

さらに写真家だけに限らずあらゆる人々が手にした撮影機器で沖縄を撮り瞬時に発信し、それらが氾濫し続けている・・・

今展は傍観者として私が記録(撮影)した沖縄本島を展示します。
何かの当事者でもなくテーマもなくどこにも視座をおかないで、ただ「今」を記録してゆく「私の沖縄ノート」。

※「バイバイ沖縄」知名定男作詞作曲の歌

展示構成

インクジェットカラープリントによる構成

 

会期中の作家在廊予定やイベントなど

早川知芳は、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、facebook、instagram、XなどのSNSでお知らせします。

イベント予定

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渋谷典子写真展「中上健次」

展覧会概要

タイトル:「中上健次」

作家名:渋谷 典子

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年6月13日(金)〜7月6日(日) *当初予定より日程を変更/通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

6月16日(月)〜19日(木)、23日(月)〜26日(木)、30日(月)〜7月3日(木) *通常と休廊日が異なります/金土日のみの開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

協力

開催概要

2022年新宮市で開催された写真家渋谷典子写真展「没後30年中上健次」を見に行きました。

gallery 176でも展示ができないかと考えていたところ、写真家の小松透さんが渋谷さんとお知り合いという事を知り、渋谷さんを紹介していただきました。

渋谷さんも快く写真展開催のお話を受けていただきました。

渋谷さんと私の橋渡しをしてくれた小松さん、写真展を快諾していただいた渋谷さん、本当にありがとうございます。

展示される作品は、渋谷さんが撮影された中上健次さんの写真です。

中上健次さんの他に、若かりし日の黒田征太郎さん、長友啓典さん、外波山文明さん、原田芳雄さんも撮影されています。

中上健次さんが皆さんに愛されていた事が写真から伝わってきます。

みなさま是非お越しください

gallery 176 友長勇介

展示構成

カラー

展示点数 約30点

 

会期中の在廊予定

本展企画担当の友長が全日在廊・対応予定です(7月4日(金) のみ、運営メンバー西川が在廊)。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

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写真を観る会 #10

イベント:写真を観る会 #10

*今回はイベントのため、写真の展示はありません。

開催概要

 gallery 176 運営メンバーが作品作りをしているが作品発表の場が無い方、発表方法がわからない方等の作品を拝見し、作品作り、展覧会開催などのアドバイスをします。参加された方は、gallery 176 での写真展開催(メンバーの企画として、費用は別途必要)の可能性があり参加者をgallery 176のメンバーに推薦する事もあり、運営メンバーとなって個展を開催したメンバーも何人もいます。2026年に向けて制作から個展、グループ展など興味があるという方は、是非持って頂けると光栄に思います!

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

開催日

2025年6月8日(日)

開催時間

13:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜、17:00〜、18:00〜(各回50分程度)

企画

gallery 176 布垣昌邦

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友長勇介写真展「Various」

© TOMONAGA Yusuke

展覧会概要

タイトル:「Various」

作家名:友長 勇介

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年5月2日(金)〜5月11日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

5月5日(月)〜8日(木) *通常と休廊日が異なります/金土日のみの開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

作品説明

テーマを決めず、サイズ、カラー、モノクロなども関係なく、いままで撮影してきた様々な写真を展示します。

展示構成

壁面に直貼り

 

会期中の作家在廊予定

作家友長は全日在廊予定です。 在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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gallery 176の感染防止対策に関して

 

 写真展を開催するにあたって、gallery 176では、これまでお客様をはじめ、展示作家、ギャラリー運営関係者の健康に配慮し感染防止対策を行って参りました。

 この度、2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、5類感染症に位置付けられることとなりました。これにより、今までご来館時にお願いをしていたマスクの着用、手指消毒などについては、来場される方の任意での実施と変更をさせていただきます。また来場時のご連絡先の記入についても任意とさせていただきます。

 ギャラリーでは、引き続き定期的な消毒などを継続し、よりよい環境でのギャラリー運営を心がけていきます。

 これまでの様々なご協力ありがとうございました。これからの写真世界をお互いに楽しんで行きましょう。今後ともgallery 176をよろしくお願い致します。

 2023年6月1日

gallery 176

YARTGALLERY(韓国・ソウル)交流展報告会

イベント概要

タイトル:「YARTGALLERY(韓国・ソウル)交流展報告会」

作家名:友長 勇介、西川 善康

*今回は、交流展報告会のため、簡易的な展示となります。

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

開催日

2025年4月19日(土)、4月20日(日)  *土日二日間のみの開催

開催時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介、西川善康

開催概要

 2023年より、YARTGALLERY(韓国・ソウル)と gallery 176(日本・大阪) の交流展を始めました。これまで、gallery 176にて、姜在求(カン・ジェグ)写真展「入隊前夜 -soldier」金恩周( キム・ウンジュ)写真展 「再び、春」鄭名植(ジョン・ミョンシク)写真展「明鏡止水」を開催しています。今年2025年3月〜4月には、場所を韓国・ソウルに移し、YARTGALLERYにて、友長勇介・西川善康写真展「input x output|input = output」を開催しました。

 今回は、「韓国交流展報告会」と題し、韓国・ソウルでの展示の報告、韓国の写真家の写真集の紹介、ギャラリーや美術館等の紹介をします。また、西川が現地で撮影した写真も展示する予定です。韓国の写真に興味がある方、海外での展示について興味がある方、ぜひお立ち寄りください。4月20日(日)には、トークも開催予定です。

 

開催期間の作家在廊予定

西川は全日在廊予定です。友長は4月20日(日) 16時以降から在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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山下豊写真展「銭湯 相生湯」

展覧会概要

タイトル:「銭湯 相生湯」

作家名:山下 豊

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年3月7日(金)〜3月30日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

3月10日(月)〜13日(木) 、17日(月)〜22日(土) 、24日(月)〜28日(木)

*通常と休廊日が異なります

開廊時間

*通常と開廊時間が異なります
金曜日は20:00まで延長、土日は11:00からオープン!

3月7日(金) 14日(金) 13:00〜20:00

3月8日(土) 9日(日) 11:00〜19:00

3月15日(土) 16日(日) 11:00~19:00

*会期延長が決定しました!

3月23日(日)13:00〜19:00

3月29日(土)13:00〜18:00

3月30日(日)13:00〜19:00

企画

gallery 176 山下豊

作品説明

 亡き父の故郷に帰るたびに気になっていた建物がある。銭湯相生湯とその上にある喫茶モカ。

 土佐清水市に移住して、知り合いが増えるなかで、銭湯相生湯のことを聞いてみると、「浴槽が浴室の真ん中にあって、女湯の浴槽の形が変わっていた」「男の脱衣場には、船の名前が書いてある石鹸箱が、たくさん棚に並んでいた」老若男女問わず銭湯でのたくさんの思い出話を聞くことができた。

 すでに閉湯していた相生湯をどうしても見たくなった私は、当時、営業していた喫茶モカを訪れ、銭湯の中を見せてもらうように依頼した。中に入らせてもらうと、ほとんどの物が3年前に閉湯した状態で残されていて、思い出話以外に溢れる魅力的な空気感が広がっていた。女湯は、何処か華やかで優しい雰囲気が漂い、反対に男湯は、武骨な漁師がいる漁船の中のような空間が広がっていた。私は迷うことなく撮影の依頼とその前に掃除をすることを申し込んだ。

 掃除は1週間の予定で、目に見えるところだけを綺麗にするつもりでいた。しかし、3年間積もった埃は、部屋の隅々に見過ごせないほど積もっていて、掃除が終わるまで約1ヶ月の時間を要した。

 一人で掃除している姿を、長年番台で、銭湯を切り盛りしていたお母さんが、毎日、缶コーヒーを差し入れしてくれる度に驚きの目で私を見ていた。お母さんは、気を遣って掃除の手伝いを申し出てくれたが、私は、ありがたく思いつつも、お母さんのお手伝いの申し出をお断りした。

 その理由は、私が、この銭湯を一度も利用したことがなく、どこに何があるのか全く知らなかったので、掃除をすることで、相生湯の90年近い歴史を私自身に刻み込もうと考えていたからだ。

 しかし、脱衣場や浴室に飾れられたドライフラワーを水洗いした後、私では飾り付けが上手く出来なかったので、全てお母さんに飾り付けをしてもらった。

 私はこの撮影を通じて、銭湯相生湯の記録と利用者の記憶、そして土佐清水の歴史がここにあると考え記録することに努めた。

 しかし撮影してから2年後、火災により相生湯とモカは消失し、その姿を見ることはできない。

展示構成

準備中

 

会期中の作家在廊予定

作家山下は、全日在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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齋藤広幸写真展「KALOS」

展覧会概要

タイトル:「KALOS」

作家名:齋藤 広幸

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2025年2月21日(金)〜3月2日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

2月25日(火)〜28日(金) *通常と休廊日が異なります

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 齋藤広幸

作品説明

 福島県出身の作者は、2018年に大阪へ拠点を移し、それ以来、福島と大阪を行き来しながら写真制作を続けています。本展で展示する作品は、2019年から2022年にかけて撮影された福島の冬の風景をテーマにしたものです。幼少期から親しんできたこの風景は、作者の記憶において特別な位置を占めると同時に、原風景としての意味を持ち、その印象が現在の写真制作の大きな原動力となっています。子どもの頃に目にした鮮やかな記憶の断片との結びつきを、写真という形で記録し表現することは、作者自身の記憶や感情を掘り起こす作業にもつながっています。
 本展は、2022年に福島で開催された個展を基に、新たな要素を加えて再構築されたものです。変わらぬ福島の風景が持つ魅力を再発見する場となることを願っています。

展示構成

gelatin silver print 16点

 

会期中の作家在廊予定

全日在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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