展覧会概要
タイトル:「マチハニワ」
作家名:西川 善康
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2021年5月7日(金)〜5月18日(火)
休廊日
5月12日(水)、13日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 西川善康
展示概要
私(西川)は大学では造園を学び、造園設計の仕事をしていました。その後、フィリピンに青年海外協力隊員として赴任し、帰国後、写真や映像、デザインの仕事をしています。
これまで、自らの原点である造園、庭園に関連する作品「garden」、アジア(主にフィリピン、台湾)の人々の営みや風景をまとめた作品「DAVAO 1996-1999」、「DAVAO 2019」などを発表しています。今年2021年は、その中の造園・庭園とアジアを融合させた作品を中心に展開していく予定です。
まずは、造園・庭園と台湾をテーマにした「マチハニワ」を発表します。前回2020年の「garden」では、七つのパートに分けて庭の写真を展示し、最後のパート「外」で、庭の外である台湾の街の作品を展示しました。今回の「マチハニワ」は、この「外」のパートの続編的意味合いの作品になります。
作品説明
ここ数年頻繁に訪れている台湾は、亜熱帯・熱帯性気候のためか、ガジュマルやホウオウボクなど、大きな樹木を至るところで見かけ、街中に緑があふれています。街を歩いて撮影していると、突然建物の影から樹木が現れたり、軒下の大量の鉢植えに行く手を阻まれます。人工構造物(建築物、看板、道路、歩道橋など)と自然素材(樹木)が絡み合う様は、観る角度、切り取り方によっては、庭園の一風景に見える場合があります。
日本庭園は、自然素材(樹木や石、苔など)を用いて、人が意識的に創り出した自然を模した空間です。これに対し、台湾の街中の緑が織り成す光景は、人が無意識に創り上げた「庭園」ではないでしょうか。台湾の「マチハニワ」。私はそう思います。
展示構成
archival pigment print(インクジェットプリント)A2 8点/14×17 16点/16×20 1点/11×14 8点/合計 33点、映像 約5分、冊子(見本展示及び販売)B5縦/中綴じ/32ページ
会期中の作家在廊予定
作家西川は全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。
会場上映用映像(フルバージョン)/ Movie
*会場で上映している映像のフルバージョン(約5分)です
西川善康「マチハニワ|城市即是花園」/ NISHIKAWA Yoshiyasu “the city is a garden”(冊子 / Photo Book)
全ページ(32ページ)/ All Pages
西川善康写真展「マチハニワ」開催に合わせて発行された冊子。掲載作品は、写真展会場で展示された作品と一部異なります。gallery 176の出版プロジェクト「176 books」の最初の出版物になります。
仕様
B5縦 182×257mm|中綴じ製本|用紙 ヴァンヌーボVGスノーホワイト150kg/130kg|32ページ|写真27点|カラー|テキスト 日本語・中国語(繁体字)・英語|限定100部|2021年5月発行
価格
1,000円(税込)
西川 善康(にしかわ よしやす)
gallery 176 運営メンバー
≫プロフィールは「運営メンバー紹介:西川善康」をご覧ください。
webサイト
https://www.facebook.com/mitikusa.net
https://www.instagram.com/mitikusa_net/