gallery 176 台南交流展

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タイトル:「写真家5人|それぞれの視点、それぞれの世界」

お知らせ

*新型コロナウィルス感染の収束が見通せないため、台南での交流展は、現在2023年に開催予定で日程を調整中です。新しい会期は決まり次第こちらでお知らせします。(2022年7月1日)

出展作家名:gallery 176 運営メンバー

友長勇介松原豊西川善康早川知芳鈴木郁子

会場

崑山科技大學 創媒學院一館 創媒藝廊
Kun Shan University / Creative Media Art Gallery

71070 台南市永康區崑大路195號
No.195, Kunda Rd., Yongkang Dist., Tainan City 710, Taiwan (R.O.C.)

会期

2020年2月18日(火)〜3月13日(金)

2020年5月11日(月)〜5月29日(金)

2023年開催で調整中

休廊日

土曜、日曜、台湾の祝日

開廊時間

9:00〜17:00

企画

崑山科技大學 邱國峻、gallery 176

展覧会概要

 gallery 176 台南交流展として、台湾・台南市の崑山科技大學にて、gallery 176の5名の作家の写真展を開催します。(2022年、大阪のgallery 176にて、台南側の共同企画者 邱國峻さんの写真展を開催予定です)

 台南側の共同企画者の邱國峻さんは、2018年に東京藝術大学大学美術館陳列館で開催された「台湾写真表現の今〈Inside/Outside〉」(共同キュレーター:邱奕堅)に出展した、台湾の新鋭写真家8人のうちの一人です。邱國峻さんとは、その展覧会で知り合い、その後、2018年10月に開催された「KAOHSIUNG PHOTO 高雄攝影節」(キュレーター:邱國峻)を訪れたり、職場の台南・崑山科技大學を訪れるなど、交流を深めてきました。

 今回、台南の邱國峻さんとの交流展という形で、崑山科技大學のギャラリー「創媒藝廊 Creative Media Art Gallery」で、gallery 176の5名の作家が、それぞれの最新作、代表作を展示します。今回参加する5名は、2019年10月に開催された「TAIWAN PHOTO 2019」(新光三越、台北市、台湾)に参加しており、既に台北にて作品を発表済みですが、台湾の他の都市での発表は今回が初めてです。台湾・台南の人たちに、日本・大阪の作家の作品がどう受け入れられるか、またはどう評価されるか否か、私たち自身もとても興味があります。また、会場となる崑山科技大學の学生さんとの交流も楽しみにしています。

 台南は、日本人観光客の人気が高い古都で、旅行に行かれる方が多いと思います。台南を訪れる方は、ぜひ、崑山科技大學の創媒藝廊に立ち寄り、私たちの作品をご覧ください。

 

会期中の作家在廊予定

作家5名の在廊予定は決まり次第こちらでお知らせします。在廊予定に変更がある場合は、facebook、twitterでお知らせします。

関連イベント

オープニングパーティー+ギャラリートーク

開催日時

2020年2月18日(火) 10:00〜12:00

2020年5月11日(月) 14:00〜16:00

2023年開催で調整中

料金

無料

 

会場案内

崑山科技大學 創媒學院一館 創媒藝廊
Kun Shan University / Creative Media Art Gallery

71070 台南市永康區崑大路195號
No.195, Kunda Rd., Yongkang Dist., Tainan City 710, Taiwan (R.O.C.)

≫ 交通アクセス (English)

*本展示の会場は gallery 176 ではありませんので、ご注意ください。

 

出展作家紹介

友長勇介松原豊西川善康早川知芳鈴木郁子

友長 勇介「写真素志Ⅱ」

作品説明

ひたすら街を歩き、気になる人、物、風景、出来事に出会った瞬間にシャッターを切った写真群です。

略歴

大阪府豊中市在住、gallery 176 オーナー、写真家、映像作家
1994年 中国北京電影学院漢語科修了
1996~97年 映画監督原一男作品「映画監督浦山桐郎の肖像」に助監督として参加
1998~99年 (株)サウンドデザインユルタ 録音技師弦巻裕、滝澤修の録音助手
2000年 東京工芸大学芸術別科写真専攻修了
2000年 コニカフォト·プレミオ「北京溶解」コニカプラザ(東京)
2000年「からだの学校·コルプス16期展」the deep(監修森山大道)(渋谷)
2001年 第17回3.3坪(ひとつぼ)展「終焉」ガーディアン·ガーデン(東京)
2005~09年 写真専門ギャラリー「gallery 176」運営
2006年「new visions of japanese photography」展 巣雅gallery (上海)
2010年「占領期雑誌フォトスvs現代若者の眼力(めぢから)」展 早稲田大学(東京)
2011年 映画「新世界の夜明け」(監督リムカーワイ)プロデューサー担当(東京)
2013年「Landscape of Particle 粒子の景色」展 新潟絵屋(企画石井仁志)(新潟)

コレクション

清里フォトアートミュージアム(2000年、2001年、2003年)
東京工芸大学写大ギャラリー/上海視覚芸術大学/延辺大学芸術学院

gallery 176関連展示

2016年 gallery 176 再開企画「176 reborn」(gallery 176)
2017年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「写真素志」(gallery 176)、TAIWAN PHOTO 2017「複眼凝視」(新光三越、台北市、台湾)
2018年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、TAIWAN PHOTO 2018「猫」(新光三越、台北市、台湾)
2019年よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「沖縄」(gallery 176)、台北交流展「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」(1839當代藝廊、台北市、台湾)、TAIWAN PHOTO 2019「沖縄」(新光三越、台北市、台湾)

松原 豊 Local public bath “Sento”

作品説明

日本には独特の庶民文化「銭湯=公衆浴場」という場所が存在しています。私は在住地三重県(伊勢神宮や鈴鹿サーキットのあるところです)に在る銭湯の記録撮影を続けています。施設と経営者の高齢化などで減少の一途をたどっている銭湯ですが、そこは男風呂、女風呂で壁面の絵柄が違っていることも多くデザインとしても面白く楽しい。また古い銭湯には使い続けられた場所特有の(例えば壁面に入ったひび割れたタイルのように)時間経過や生活感を感じさせてくれる部分が多く残っていて施設固有の歴史が刻み込まれています。まもなく消え去ろうとしている日本庶民生活文化「銭湯」の姿を細密描写で記録した写真でお届けします。

撮影4×5inch大型カメラ、アナログフィルム使用

略歴

1967年三重県生まれ、写真専門学校(名古屋ビジュアルアーツ)卒業後カメラマンアシスタントなどを経てフリーランスになる。現在、三重県津市に在住しながら作品制作をしている。
2013年第62回伊勢神宮式年遷宮(御遷宮対策委員会)記録撮影担当
専門学校名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師
公益社団法人日本写真家協会会員
gallery 176(大阪)運営メンバー
私設 写真好学研究所所長(三重県津市美里町)
gallery0369(三重県津市美里町)オーナー

写真集、本

2011年写真集「村の記憶」(月兎舎)出版

共著

2012年写真集「生きる」 – 東日本大震災から1年 – (公益社団法人日本写真家協会編)
2015年植島啓司氏(宗教人類学者)との共著「伊勢神宮とはなにか日本の神は海からやってきた」(集英社ビジュアル新書、撮影担当)

個展

2011年 写真展「村の記憶」(新宿、大阪ニコンサロン)
2011年 写真展「路地の湯」(HCL名古屋ギャラリー)
2019年 写真展「EURASIA 2004 winter」巡回展(HCL Nagoya Gallery、名古屋)

グループ展

2012年 写真展「生きる」 – 東日本大震災から1年 -(公益社団法人日本写真家協会/東京、仙台、ドイツPhotokina)

連載

ムロウノクニ(KUMANO JOURNAL)

2012年「村の記憶」三重県津市文化奨励賞受賞
2012年「村の記憶」林忠彦賞候補最終ノミネート

gallery 176関連展示

2016年 gallery 176 再開企画「176 reborn」(gallery 176)
2017年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、TAIWAN PHOTO 2017「Local public bath」(新光三越、台北市、台湾)、写真展「Local public bath」(gallery 176)
2018年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「青森」・幻灯会「青森」(gallery176)、TAIWAN PHOTO 2018「Local public bath」(新光三越、台北市、台湾)
2019年よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「EURASIA 2004 wintergallery176)、台北交流展「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」(1839當代藝廊、台北市、台湾)、TAIWAN PHOTO 2019 Local public bath “Sento”(新光三越、台北市、台湾)、写真展 Local public bath “Sento”(1839當代藝廊、台北市、台湾)

webサイト

https://www.matsubara-yutaka.com/

西川 善康「garden」

作品説明

英語の“garden”という言葉の語源は、古代ヘブライ語の防御するという意味の“gan”と、悦び(よろこび)、愉しみ(たのしみ)という意味の“eden”です。いわば、庭園(garden)とは、「安全で快適な場所」であり、「人間にとっての理想世界」をイメージさせるものです。(参考文献:進士五十八(しんじ・いそや)著「日本の庭園 」)

私は、その庭園(主に日本庭園)で、歩き回りながら写真を撮り続けています。園路をひたすら歩き、立ち止まり、再び歩く、それを繰り返します。歩くにつれて視線が移動し、視野が変わり、新たな風景が見えてきます。その途中で、見え隠れする樹々や石、苔、突然現れる水の流れなど、その場その場の風景を切り取っています。

この作品は、理想世界である庭園で、私が自らの内なる美意識を信じ、美しい、心地良いと感じて切り取った、理想的な風景の断片です。

略歴

大阪府枚方市在住
デザイナー、写真家
千葉大学園芸学部造園学科卒業
2000~2001年 インターメディウム研究所(IMI)にて写真、デザインを学ぶ
2000年~ フリーで写真撮影、ビデオ撮影及び編集、web及び印刷物デザイン等を行う
2001年 グループ展 Photo Exhibition Horie 2001「見えない街 -sense of place」(堀江、大阪)
2002~2005年 写真専門ギャラリー「NADAR」にスタッフとして参加
2002年 二人展「融解/昇華」(NADAR、大阪)
2010年~ 京都の造園会社の依頼により、日本庭園の写真及び映像撮影を行う

gallery 176関連展示

2016年 gallery 176 再開企画「176 reborn」(gallery 176)
2017年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「こどもかるた」(gallery 176)、TAIWAN PHOTO 2017「garden materials」(新光三越、台北市、台湾)
2018年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、TAIWAN PHOTO 2018「植物 plants」(新光三越、台北市、台湾)、写真展「DAVAO 1996-1999」(gallery 176)
2019年よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「DAVAO 2019gallery 176)、台北交流展「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」(1839當代藝廊、台北市、台湾)、TAIWAN PHOTO 2019「in the garden」(新光三越、台北市、台湾)

webサイト

https://mitikusa.net/

早川 知芳「静かの海 Mare Tranquillitatis」

作品説明

海に対峙する釣人のドキュメント。

釣人は何故、海に対峙し続けるのか?

「釣り」から人間を考察する。

略歴

大阪府河内長野市在住
釣人 
大阪芸術大学中退
公益社団法人日本写真協会(PSJ)会員
1995年に大学を休学し、パリ、テルアビブ、エルサレム、ヨルダン川西岸地区と渡り歩く。旅費と生活費と帰国費用はテルアビブの日本料理店で2ヶ月無休で働き得る。帰国後、大学を退学する。
2000年に約1年間、南米に滞在する。ブラジルに拠点を置きアマゾン河で釣りをしたりアンデス山脈をバスで越えたり、イースター島へ渡ったりして過ごす。
帰国後、広告写真家の助手になり後に独立し現在に至る。
2012年より京都写真クラブ主宰How are you, PHOTOGRAPHY?展に参加
2013年より大阪写真月間150人一坪展に参加
2016年 宝号山稱念寺の平成大修理の記録撮影·竣工撮影·落慶法要撮影·記念写真集作成を担当する。
2016年 APAアワード 入選
NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)会報誌の表紙担当など

gallery 176関連展示

2018年 よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、写真展「静かの海 Mare Tranquillitatis」(gallery 176、gallery2299 和歌山県すさみ町)
2019年よしとみフォトフェスティバル(吉富ノ庄、京都府南丹市)、台北交流展「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」(1839當代藝廊、台北市、台湾)、TAIWAN PHOTO 2019「静かの海 Mare Tranquillitatis」(新光三越、台北市、台湾

鈴木 郁子「淀川」「新潟・小樽 浮游」

作品説明

「淀川」

2011年撮影。都市に住んでいると広い空を見ることはない。ビルに切り取られた角々とした空ばかりなのだが、市内の真ん中を流れる淀川の上にだけ広い空がある。そんな河川敷にアフリカンなヘアスタイルの女性が立つ。異世界か生まれる。

「新潟・小樽 浮游」

2012年撮影。新潟—佐渡—新潟—小樽とフェリーで行き来して訪れた土地。旅をして撮る。その時そこにいなければ存在しないものたち。

略歴

大阪生まれ
2007年、2008年街道塾ワークショップに参加。
行先だけを決め10日~2週間で転々と移動しながら撮影するスタイルがこの数年来定着。2015年それらの写真を集めた写真集「TUS TSU URA URA」を街道ブックスより出版。
フィルムで撮りセルフプリント。

写真展

2009年 写真展「キダマサマ」ギャラリーライムライト
2010年 写真展「クンピーラ」ギャラリーライムライト
2011年 写真展「ナラシオン」ギャラリーライムライト
2011年 写真展「秋田青森・思惟」ギャラリー街道
2011年 写真展「Volver」ギャラリーライムライト
2012年 写真展「Volver」ギャラリー美0
2012年 写真展「与論島」ギャラリー街道
2012年 写真展「新潟小樽・浮遊」ギャラリー街道
2013年 写真展「新潟小樽・浮遊」ギャラリー美0
2013年 写真展「微細な出来事」BEATSGALLERY
2013年 写真展「微細な出来事」ギャラリー街道
2013年 写真展「紀ノ川」ギャラリーライムライト
2013年 写真展「LALV」ギャラリーライムライト
2013年 写真展「鄙離る」ギャラリー街道
2013年 写真展「鄙離る」BEATSGALLERY
2014年 写真展「PORTRAIT」ギャラリー街道
2014年 写真展「江戸堀ジャンクション」ギャラリー街道
2014年 写真展「江戸堀ジャンクション」BEATSGALLERY
2014年 写真展「Rut in time」ギャラリー街道
2014年 写真展「Rut in time」BEATSGALLERY
2016年 写真展「Sustainable」ギャラリー街道
2016年 写真展「TSU TSU URA URA」ギャラリーUMIE+
2017年 写真展「かたぶい」ギャラリー街道
2019年 写真展「巳己巳己 【いこみき】」ギャラリー街道

出版物

2011年「秋田青森・思惟」ギャラリー美0
2012年「Volver」ギャラリー美0
2012年「新潟小樽・浮遊」ギャラリー美0
2013年「鄙離る」ギャラリー美0
2014年「Rut in time」ギャラリー美0
2015年「TUS TSU URA URA」KAIDOBOOS

gallery 176関連展示

2019年 TAIWAN PHOTO 2019「無題」(新光三越、台北市、台湾)、写真展「Reconstruction」(gallery 176)

プレスリリース