田中昭史写真展「Cityscape 21」

© Akifumi Tanaka

展覧会概要

タイトル:「Cityscape 21」

作家名:田中 昭史

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年1月13日(金)〜1月22日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

1月16日(月)〜19日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

開催概要

1度目のgallery 176がオープンした2005年の最後の展示が田中昭史さんの「多摩景」でした。

オープンしたばかりで、不安を抱えながらの田中さんの展示でしたが、ギャラリーパストレイズの井上さんが、大きな木箱で梱包された作品を手際よく取り出し、あっという間に壁に作品を掛け終え、その早さに驚きながらも、無事に搬入が終わりほっとした事を憶えています。

オープンしてまだ数ヶ月しか経っていないギャラリーにもかかわらず、gallery 176で写真展の開催を決めていただいた田中さんには本当に感謝しております。

「また田中さんの展示お願いします」とお話してから、17年経ってしまいましたが、やっと実現する事ができました。

「多摩景」から17年。gallery 176で開催する田中昭史写真展「Cityscape 21」に皆さま是非お越し下さい。

gallery 176 友長勇介

作品説明

これまで生まれ故郷である「秩父」と生活の場である「都市」を主なテーマとして撮影を行ってきた。今回はその都市から「Cityscape 21」のシリーズを展示する。

1990年頃から続けていた私の主テーマである「多摩景」を撮る中で、長年見慣れてきた都営住宅が20世紀末から21世紀初頭かけて、ほとんど新しいマンション風の建物に変貌し、風景が一変したのを目の当たりにした。よく観察するとその変貌は東京郊外である多摩地域に限らず様々な都市で高層ビルが建ち始め画一化した光景を呈し始めていた。

そして21世紀になってすでに20年以上経ち、街全体がある意味で21世紀らしくなってきたように思える。時間は時代の切れ目に関係なく連続して流れているのだが、世紀の変わり目というのはこういうものかと実感した。

「Cityscape 21」は、その世紀の変わり目を象徴的建造物である高層ビルを背景に東京、横浜、
川崎、さいたま、所沢、大阪、神戸、名古屋、札幌、浜松などで撮影している。

田中昭史

展示構成

インクジェットプリントによるカラー作品

 

会期中の作家在廊予定

作家田中さんの在廊予定ですが、1月21日(土)、1月22日(日)となっておりましたが、諸事情により2日間共在廊できなくなってしまいました。申し訳ございません。展示は予定通り1月20日(金)、1月21日(土)、1月22日(日)の3日間開催しております。皆さま是非お越し下さい。

gallery 176の感染防止対策に関して

*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。

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佐藤春菜写真展「since I was 25」

 

展覧会概要

ギャラリー街道 × gallery 176 交流展

タイトル:「since I was 25」

作家名:佐藤 春菜

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年2月10日(金)〜2月21日(火)

休廊日

2月15日(水)、16日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 布垣昌邦

展示概要

ギャラリー街道 × gallery 176交流展企画第一弾 佐藤春菜写真展「since I was 25」を開催します。

《街道交流展が始まったきっかけ》

コロナの影響でいくつかの企画展が延期になったときに、gallery 176のメンバー松原さんが街道ギャラリーの主宰である尾仲浩二氏に展示のオファーをされ、gallery 176と松原さんのgallery0369で巡回展が開かれました(尾仲浩二写真展「すこし色あせた旅 Little Faded Trip」)。

その経験から、関西であまり展示することのない街道メンバーにも、gallery 176とgallery0369での巡回展を勧められたのがきっかけです。

gallery 176/ギャラリー街道 鈴木郁子

 

ギャラリー街道を知ったのは、学生時代の講演会で尾仲さんが来られた時にギャラリー街道の事を話されていて、そこで知りました。いつか尾仲さんと飲める日は来るのだろうか?と思いながらひたすら京都の街で写真を撮り歩いていた事を昨日の事のように思い出します。街道交流展の話が来た時には、是非にという思いでした。佐藤春菜さんは、会った事はなかったのですが、名前と作品は知っているという感じで、彼女の作品の魅力は女性視点の強みを生かしたスナップショットの表現を10年やり続けている事のように思います。

関西の方々にも是非ギャラリーに足を運んで頂けたら光栄です。

gallery 176 布垣昌邦

作品説明

毎月1日の出来事を日記のように撮影してきた「いちのひ」を始めて、10年以上が経ちました。今回gallery 176で展示をする「since I was 25」は「いちのひ」を撮影し始めた25歳から、10年分の写真を振り返り、構成した作品です。

毎日のように通る駅前の道、母親のポートレート、職場の窓から見える風景、帰りの電車内。ドキドキするような、刺激的なものは写っていないと思います。 静かにたんたんと過ぎていく日常の出来事。私にとってはそれらが魅力的で、見ている人にそっと寄り添う様な写真を届け続けたいと思っています。

今回が大阪での初個展です。会場では同名写真集も販売いたします。 少しでも多くの方にご覧いただけたら嬉しいです。ぜひお越しください。

佐藤春菜

展示構成

ゼラチンシルバープリント

 

会期中の作家在廊予定

作家佐藤さんの在廊予定は10日(金)、11日(土)、12日(日)、17日(金)、18日(土)、19日(日)になります。

gallery 176の感染防止対策に関して

*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。

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