gallery 176の感染防止対策に関して

 

 写真展を開催するにあたって、gallery 176では、これまでお客様をはじめ、展示作家、ギャラリー運営関係者の健康に配慮し感染防止対策を行って参りました。

 この度、2023年5月8日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、5類感染症に位置付けられることとなりました。これにより、今までご来館時にお願いをしていたマスクの着用、手指消毒などについては、来場される方の任意での実施と変更をさせていただきます。また来場時のご連絡先の記入についても任意とさせていただきます。

 ギャラリーでは、引き続き定期的な消毒などを継続し、よりよい環境でのギャラリー運営を心がけていきます。

 これまでの様々なご協力ありがとうございました。これからの写真世界をお互いに楽しんで行きましょう。今後ともgallery 176をよろしくお願い致します。

 2023年6月1日

gallery 176

松原豊写真展「村の記憶/まえとあと+」

2024松原豊写真展「村の記憶/まえとあと+」

© Matsubara Yutaka

展覧会概要

タイトル:「村の記憶/まえとあと+」

作家名:松原 豊

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年4月5日(金)~4月14日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

4月10日(水)、11日(木)

開廊時間

13:00~19:00

*4月6日(土)と13日(土)は関連イベント開催のため、17:00閉廊となります。御了承ください

企画

gallery 176 松原豊

展覧会概要

三重県津市在住の運営メンバー松原豊が写真展「村の記憶/まえとあと+」を開催致します。

今回の展示では写真集「村の記憶」に掲載されている写真の展示と共に写真専門学校(現専門学校名古屋ビジュアルアーツ写真学科)在学時代に松原が「村」を撮影するきっかけになった作品「ふるさとなまりの言葉を添えて」の写真や近年撮影した写真などを展示します。「村の記憶」というシリーズが作品になるために必要だった通過点や現在定住者として三重県の里山に住みながら制作している写真を「村の記憶/まえとあと+」として展示します。今回の展示は2023年度松原が自身で運営するgallery0369で開催した「村の記憶/まえとあと」展に作品を加えての展示となります。このシリーズはgallery 176ではじめての展示となります。

展示構成

ゼラチンシルバープリント作品による展示

 

会期中の作家在廊予定

作家松原は全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

» 続きはこちら

友長勇介・西川善康写真展「input x output 2」

展覧会概要

タイトル:「input x output 2」

作家名:友長 勇介、西川 善康

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年3月9日(土)〜3月31日(日) *通常と会期初日・最終日の曜日が異なります

休廊日

月曜〜金曜 *休廊日が通常とは異なります(土曜、日曜のみの開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介/西川善康

展示概要

 2022年8月、9月にgallery 176で開催した友長勇介・西川善康写真展「input x output」は、2023年5月〜6月、台湾・台北での台北交流展「写真家5人|それぞれの視点、それぞれの世界」でも展示しており、大阪、台北、双方で好評を博しました。今回は、その続編となる、写真展「input x output 2」を開催します。

 

 友長は、通常、モノクロフィルムで撮影し、暗室でプリント作業を行って作品を仕上げています。これに対し、西川は、デジタルカメラで撮影し、パソコンでRAW現像を行い、インクジェットプリンターでカラー作品を制作しています。

 今回、この二人が撮影方法(input=入力)を入れ替え(eXchange=交換)、お互いが撮影したフィルム、データから、自分の解釈で作品を選び、自分なりの制作方法で作品を仕上げる(output=出力)試みを行います。友長がデジタルカメラで撮影したデータを西川が受け取り、インクジェットプリンターで作品を仕上げ、西川がフィルムカメラで撮影したモノクロフィルムを友長が受け取り、モノクロプリントとして作品を仕上げます。

 果たして、出来上がった作品は、撮影者の意図したものに仕上がるのでしょうか。それとも、全く異なる作品として仕上がるのでしょうか。

展示構成

archival pigment print(インクジェットプリント)、ゼラチンシルバープリント、サイズ・点数ともに未定

 

会期中の作家在廊予定

作家友長は3月10日(日)、17日(日)、24日(日)、30日(土)、西川は3月9日(土)、16日(土)、23日(土)、31日(日)に在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。*赤字部分は当初より予定が変更になっています。

*3月23日(土)は、都合により、16時ごろからの開廊となります。お越しいただく予定の方はご注意ください。

» 続きはこちら

西川善康 展示+ワークショップ「output x output」

「マチハニワ」2019-2023
左より オリジナルJPEG-冊子初版-2021年展示-冊子第2版-2023年展示
© NISHIKAWA Yoshiyasu

展示+ワークショップ概要

*今回はワークショップがメインのため、簡易的な展示になります。

タイトル:「output x output」

作家名:西川 善康

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年4月27日(土)〜4月29日(月・祝)

*通常と会期初日・最終日の曜日が異なります/土曜、日曜、月曜のみ3日間の開催

休廊日

会期中無休

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康

機材協力

galerie SPUR 高林直澄

展示概要

 デジタルプリントによる写真作品制作では、撮影データのRAW現像、出力方法(プリンター)の選択、使用する用紙の選択と、多種多様な「output」の方法の組み合わせで作品を仕上げていきます。

 今回は、展示空間で、同じ撮影データを異なるRAW現像、異なった用紙で仕上げたプリントを展示し、それぞれの違いを観ていただきます。また、会場の照明も、壁面と昼白色(色温度5000K相当)、電球色(色温度3000K相当)と違った色味のランプを使い、照明による違いもご覧いただけます。

 また、会期中、会場にて実際にプリントをしていただくワークショップも開催します。

» 続きはこちら

布垣昌邦写真展「async」

展覧会概要

タイトル:「async」

作家名:布垣 昌邦

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年5月3日(金・祝)〜5月12日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

5月7日(火)〜9日(木) *休廊日が通常とは異なります

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 布垣昌邦

作品説明

44年間、生きてきた街『茨木』。1970年の大阪万博以降栄えた何も無い大阪の普通の街で、その場所で根を張って写真を撮り続けて18年経ちました。多くの街を撮影してきて、自分にとってこの街は撮り難く思うような写真が撮れない場所で、生まれ育った街で思うような写真が撮れないという事に、写真家である自分に疑問を抱えて日々の撮影を繰り返してきました。今思う事は、その問答をも含めて自分の写真ではないか、模索することを受け入れた上で、これからもそこに居続けるという事で写真の可能性を考えた時、何となく気が楽になり、続けて行こうという決意が出来て今に到ります。この写真は、人も風景の一部として写真を受け入れるように今(現在)の『茨木』での生活で視ている日常の風景を撮影しています。自分にとっての青の時代2006年から2024年の記録です。

展示構成

四切 インクジェットプリント18点

 

会期中の作家在廊予定

作家布垣は全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

» 続きはこちら

東松照明写真展〈11時02分〉NAGASAKI

© Shomei Tomatsu – INTERFACE
爆心地から約0.7kmの上野町から掘り出された腕時計(1961年)

展覧会概要

タイトル:〈11時02分〉NAGASAKI

作家名:東松 照明

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年5月17日(金)〜6月11日(火)

休廊日

水曜・木曜/5月22日(水)、23日(木)、29日(水)、30日(木)、6月5日(水)、6日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

協力

INTERFACE−Shomei Tomatsu Lab.

Gallery Nii Tokyo

開催概要

gallery 176を開廊する時の目標のひとつに、東松照明さんの写真展を開催したいという思いがありました。

今回、東松照明さんの奥様、東松泰子さんのご協力もあり、東松照明写真展〈11時02分〉NAGASAKI を開催する事ができました。泰子さん、本当にありがとうございます。

「私の写真展に来られた方々が、展示している写真を見て、感じた思いを持ち帰り、持ち帰った場所でその思いを語ってもらえればと思う」というお話を東松先生がしてくれた事がありました。

その東松先生の言葉通り、1人でも多くの方にお越しいただき、東松照明さんの作品から感じ取ったメッセージを持ち帰っていただければと思います。

gallery 176 友長勇介

作品説明

核時代のキリスト

 国破れて山河ありという。さらに直截には国破れて廃墟ありだ。戦中、私が住んでいた名古屋は、何度も米軍機の空襲にあい、被爆した。町は爆弾で叩かれ焼夷弾で焼かれて廃墟と化した。にもかかわらず私は、廃墟を特別なものと思わなかった。渦中にいると崩壊感覚が麻痺するのだろうか。隣り合わせの死を怖れないように。

 廃墟が見えてきたのは敗戦後のことである。連日のように襲来したB29の爆音が空に響かなくなったとき、沈黙と静寂の彼方に廃墟が見えてきたのである。もっとも、私はまだカメラを持っていなかったけれど。

 私が写真を始めたのは、敗戦から5年後である。私はまもなく基地や廃墟を撮るようになった。が、基地や廃墟を撮るため、どこかへ出かけたわけではない。私の住まいは、米軍に接収された旧日本陸軍の連隊跡地と隣接した町にあった。だから。カメラを向けると、自動的にアメリカが写り込むのである。また、ちょっと歩くと廃墟に出会った。基地も廃墟も、私にとっては、ありふれた日常の光景であった。

 日本の高度成長は凄まじく、いまでは、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国にまでなった。日本が不死身のように甦ったのは廃墟からである。この地点からしか出直すことができなかった、という意味で廃墟は戦後日本の原像である。

 廃墟の究極に原子野がある。究極兵器と呼ばれている原爆によって破壊された都市や人間の変質した姿である。いうまでもなく広島・長崎の廃墟のことである。原子野は20世紀中葉にはじめて出現した全く新しいタイプの廃墟である。それは、核時代を生きるものの誰もが怖れている世界の終焉を先取りした光景の一端である。

 私は、いまでも長崎を撮りつづけている。が、はじめて長崎へ行ったのは、1960年である。草の根の市民運動として出発した日本原水協から依頼があり、仕事の1つとして長崎取材を引き受けたのだった。

 私は、原水協の人に案内されて、被爆者の家々を訪ねまわった。そのとき、私の受けたショックをどのように伝えたらよいか。一瞬にして町が全滅したこと、7万余の住人が死亡したことなど、桁違いに大きい原爆の破壊力と殺傷力について、ある程度の知識はもっていた。しかし私は、放射能を浴びた人たちの戦後について、あまりにも無知であった。

 長崎には、15年前の8月9日午前11時02分で止まった時と、その時を基点とする日の移ろいがあり、被爆者の死が、2つの時を繋ぐ桟となっていた。この15年間、長崎では、たくさんの人が、毎年、ひっそりと亡くなっている。私が長崎で見たものは、戦争の痕跡だけではなく、終わらない戦後であった。また、廃墟は町の変質した姿、とばかり思い込んでいた私は、人間のなかにも廃墟があることを教えられた。

 かつて私は、1人の被爆者あてに手紙形式で、次のように書いた。ー福田須磨子様。15年前、はじめてお宅に訪ねたときあなたは、気おくれして写真も撮れずにいた私を逆に励ましてくれました。そして、すすんでカメラの前に立ってくださいました。後日、私は、あなたがお書きになった生活記録「われなお生きてあり」を読み、深く考えさせられたものです。文中、「私は今、何をしなければならないか、本当にわかって来たような気がした。私に課せられたもの、私でないと出来ないもの、それは被爆者問題を世に訴えること」とあります。そう、あなたは「私にでないと出来ない」こととしてカメラの前に立たれました。では、そういうあなたを撮った私自身は、私でないとできないこととしてシャッターを切っただろうかと。

 日本原水協の仕事は1961年で終わり、同年、写真集となって世界に配られた。それは、それなりに意義があったと思う。しかし、私の気持ち整理しきれず、これは仕事なのだ、と機械的に割り切ったことへの自己嫌悪があとに残った。 

 現場で受けたショックに自己嫌悪が重なって、私はいっそう長崎の「廃墟」にこだわるようになった。そして次の年、今度は仕事としてではなく、その次の年も、といった具合に長崎へ足を運ぶようになった。それは、上りのないスゴロクのようなものであった。私は巡礼者が聖地をめぐるように、被爆者の家々をめぐった。そして、戦争の影を、過去の出来事であると同時に現在進行形の死を、究極の廃墟を、撮りつづけた。

 長崎は、日本のなかで最もカトリック信徒が多い地域として知られている。長崎のなかでも、原爆が投下された浦上は信徒が密集している地区である。アメリカはプロテスタントが主流とはいえキリスト教国である。長崎では、加害者と被害者とが、同じ神に祈りを捧げている。偶然の出会いであろう。しかし私は、運命のいたずらを思わないわけにはいかない。

 長崎では、「受難」という言語表現がよく用いられる。ユダの裏切りによって磔の刑となったキリストに由来する宗教言語である。信仰をもたぬ私にとっては馴染みの薄い言語である。が、しばらく長崎にいると、なぜかこの地にふさわしい表現のように思えてくる。そして、被爆者と向き合う私は、祈るような気持ちでシャッターを切るようになる。被爆者は世紀末の神、つまり核時代のキリストなのかも知れない。

1986年10月

長崎 <11:02> 1945年8月9日(東松照明 /新潮社)より

展示構成

モノクロ 26点

会期中の在廊予定

INTERFACE−Shomei Tomatsu Lab. の東松泰子さんの在廊予定はありません。本展企画担当の友長が在廊・対応予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

» 続きはこちら

金恩周写真展「再び、春」

© Kim Eun Ju

展覧会概要

YARTGALLERY × gallery 176 交流展

タイトル:「再び、春 / Again, SPRING / 다시,봄」

作家名:金 恩周(キム・ウンジュ / Kim Eun Ju / 김은주)

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年2月23日(金・祝)〜3月5日(火)

休廊日

2月28日(水)、29日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康/友長勇介

協力

姜美善

展示概要

TOTEM POLE PHOTO GALLERYの元メンバー 甲斐啓二郎さん、現メンバー 姜美善(カン・ミソン)さんに紹介・仲介いただき、2023年より、YARTGALLERY(韓国・ソウル)と gallery 176 の交流展を始めました。第一弾として、2023年2月、gallery 176にて、姜在求(カン・ジェグ)写真展「入隊前夜 -soldier」を開催しました。今回は、第二弾として、金恩周写真展「再び、春」を開催します。

gallery 176 西川善康

作品説明

 4月、済州は春の花の香りが満ちた花の島になる。70年前の済州の風景も今とそれほど変わらなかっただろう。済州4・3、その年も変わらず春は戻ってきていたが、季節が与える温もりは冬の間凍りついた大地を溶かすだけで、その大地の上に立つ人々には届かなかった。

 理念の炎にのみこまれた村は数え切れないほど多かった。なんの力も持たない民間人は苦しみながら倒れていた。済州全域にかけて起きた惨状は70年という時間が経た今も多くの人々の傷跡になって絶え間ない苦痛を想起させる。現在まで生存し事件のことを記憶し続け、それについて証言をしている方々の数ももう少なくなってしまった。精神的トラウマと外傷の苦痛は影のように付き纏い、依然として毎日を忍び苦しい日々を過ごしている。家族と夫、子供を失った遺族の方々の胸には4月になると変わらず椿の赤色のような深い偲びが咲き乱れる。

 生存被害者の方々と遺族にとって事件現場は全て避けたい場所である。積み重なった歳月により古い痕跡を見つけることは容易なことではなく、記憶をたどって探して行った場所の中でも、昔の様子が残ってる場所はほとんどなかった。歴史的事件が起きた場所にまた訪れて行われる撮影は、昔日に経験した時間に向き合いながら辛い記憶を呼び出すことになる。夫を送った妻の皺立った目元に、お父さんを恋慕う息子の後ろ姿に切々たる思いが見えた。生まれたばかりに母を失った赤ん坊を抱きながら、その後を次ぐような旅立ちを見届けた兄の涙は今も涸れることなく流れた。

 撮影期間中、過去の記憶と対面する過程が多くの方に安らかに傷を慰める時間になることを願った。その方々は何一つ忘れたことはないのだから。年々ほころぶ赤い傷を、今を生きるたくさんの人々が忘れないことを祈りながらその場に一緒にいた。個人の苦痛と傷が、歴史と立ち向かう現実が、写真を通してよりリアルに記録できたことを望んでる。

 真冬の中でまた、春を待ちながら……

済州島四・三事件

済州島四・三事件(チェジュドよんさんじけん)は、1948年4月3日に在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁支配下にある南朝鮮李承晩政権下の済州島で起こった島民の蜂起に伴い、南朝鮮国防警備隊、韓国軍、韓国警察など朝鮮半島の李承晩支持派が1954年9月21日までの期間に引き起こした一連の島民虐殺事件を指す。(Wikipediaより

展示構成

調整中

 

会期中の作家在廊予定

作家金恩周さんは、2月23日(金)〜25日(日)に在廊予定です。変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(twitter)、Instagram等でお知らせします

» 続きはこちら

写真展「Formosa 美麗島」

展覧会概要

TAIWAN PHOTO 2023参加者展

タイトル:「Formosa 美麗島」

出展作家

齋藤広幸、鈴木郁子、早川知芳、西川善康、友長勇介(TAIWAN PHOTO 2023参加者)

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年1月13日(土)〜2月18日(日) *通常と会期初日・最終日の曜日が異なります

休廊日

月曜〜金曜 *休廊日が通常とは異なります(土曜、日曜のみの開催、2月12日(月・祝)も休廊)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 / TAIWAN PHOTO 2023参加者

開催概要

TAIWAN PHOTO 2023は、2023年で10回⽬となる台湾最⼤のフォトフェアです。コロナ禍での開催中止を経て、4年ぶりに開催されました。gallery 176では、2017年〜2019年に参加しており、2023年は4回⽬の参加となりました。2023年10月のTAIWAN PHOTO 2023には、gallery 176から5名の運営メンバーが参加しました。

今回の台湾渡航中に撮影した参加者5名の作品を、2024年最初の展覧会として、gallery 176で展示します。フェア会場に立ち寄る前や、フェア終了後、台湾に残って撮影したりと、限られた期間で撮られた作品ですが、コロナ禍後の台湾の様子を、作品から感じ取ってください。

会期は通常と異なり、1月13日(土)から2月18日(日)の土曜、日曜のみの開催(6週間、計12日間)となります。2週間毎に作品を一部入れ替え・追加する予定です。

会期中は出展作家が交替で在廊予定ですので、ぜひ、台湾やTAIWAN PHOTOの様子など、いろいろと質問してください。

≫ TAIWAN PHOTO 2023(gallery 176のページ)

Formosa(フォルモサ)

ポルトガル語で「美しい」の女性形。台湾の別称。欧州諸国では現在でもこう呼ばれる場合がある。当て字で「福爾摩沙」、もしくは漢訳して「美麗島」とも。(Wikipediaより)

展示構成

展示内容調整中(会期途中で作品を一部入れ替え・追加予定)

*早川知芳は、1月27日(土)からの出展予定です。

 

会期中の作家在廊予定

作家は交替で全日在廊予定です。在廊予定は以下の通りです。変更がある場合は、こちらの表を随時修正します。

*2月18日(日) 齋藤は在廊不可となりました。

月日 1/13
(土)
1/14
(日)
1/20
(土)
1/21
(日)
1/27
(土)
1/28
(日)
2/3
(土)
2/4
(日)
2/10
(土)
2/11
(日)
2/17
(土)
2/18
(日)
齋藤                  
鈴木                  
早川          
西川            
友長            

» 続きはこちら

本庄佑真写真展「光のまち」

展覧会概要

タイトル:「光のまち」

作家名:本庄 佑真

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年12月15日(金)〜12月24日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

12月18日(月)〜21日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00 *12月16日(土)は、イベント開催のため18:00まで

企画

gallery 176 鈴木郁子

展示概要

わたしと本庄さんは写真家・尾仲浩二氏が運営するギャラリー街道に2011年発足時からの同期メンバー。本庄さんが今年初めての写真集出版したので大阪でも展示をすればと尾仲さんに勧められた経緯があり、街道とgallery 176メンバーであるわたしのところに話がきました。尾仲さんは自分のギャラリーに留まることなく、広く写真をいろんなところで発表することをメンバーに言っておられ、皆もそれを実践しています。本庄さんは今回が大阪での初の展示になります。ぜひお越しください。

gallery 176 鈴木郁子

 

写真集「光のまち」は西日本を撮影したものです。今年は5月に東京で展示をし、6月に韓国で展示をして、今回12月に大阪のgallery 176で展示をできることを嬉しく思います。元々、2021年12月の本山周平さんの展示を見にきた際に、大阪で展示をするならここで展示をしたいと思っていました。そして今回、ギャラリー街道のメンバーでもある鈴木郁子さんにお願いをし、展示をすることとなりました。会場では写真集も販売いたします。少しでも多くの皆様に写真を見ていただけると幸いです。ぜひお越しください。

本庄佑真

作品説明

「光のまち」は、 2008年から2021年まで西日本で撮影し、まとめられた写真集である。 カラーネガで撮影され、強い光で照らされた地方の町並みや、人々を見るとき、どこか郷愁を 想起してしまう。

今回は、その中からセレクトした写真と、今まで発表した中から選んで展示いたします。

展示構成

カラーネガ タイプCプリント

 

会期中の作家在廊予定

作家本庄さんは、全日在廊予定です。変更がある場合は、こちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。

» 続きはこちら

西村勇人写真展「Commons」

展覧会概要

RED Photo Gallery × gallery 176 交流展

タイトル:「Commons」

作家名:西村 勇人

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年11月17日(金)〜11月28日(火)

休廊日

11月22日(水)、23日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介/齋藤広幸

展示概要

 RED Photo Gallery × gallery 176 交流展企画第二弾 西村勇人写真展「Commons」を、gallery 176で開催します。来年2024年には、RED Photo Galleryにて、齋藤広幸が写真展を開催予定です。

 西村さんの作品に「Mounds」という作品があります。古墳を撮影した作品です。以前、南海電鉄多奈川駅から撮影をしながら当てもなく歩き続け、疲れたので電車で帰ろうと、その場から1番近い駅を探し向かいました。その駅の前に、古びた趣のある「歓迎」と書かれた地元の観光協会が建てたゲートがあり、最後にそのゲートを撮影して、電車に乗って帰りました。その最後に撮影したゲートの写真が、西村さんの「Mounds」の作品の中にある事を知って、同じ場所を撮ることはよくあることだし、ただゲートに魅かれて撮影した写真と、ゲートとゲートの後方にある古墳を意識して撮影した写真では、写っている風景は同じでも、全く意味が違いますが、少し親近感を西村さんに持ちました。今回展示される「Commons」と「Mounds」は一見すると関連性が無いように思われますが、関連性があるようにも感じます。今回の展示期間中に西村さんに聞いてみたいと思います。

gallery 176 友長勇介

作品説明

これまで自然科学における多様な分野の研究者と彼らを取り巻く研究現場との関係性に着目した撮影を行ってきたなかで、ある理論物理学者から「理論屋の研究には、実験器具や実験装置は必要ない。重要なのはアイデアをぶつけて具現化する議論の場だ。理論屋にとって、黒板は『加速器』だ」と伺い、黒板を用いる科学の営みに強く興味を持った。黒板を満たす数式や図の板書は専門外の人間の理解を寄せつけず、ある種の秘術の痕跡のように感じられるが、その痕跡は、秘められた真理を究め、数式で普遍化しようとする研究者の思考の所産にほかならない。黒板は、数学や数理的手法を用いる科学の分野において、そのプロセスに強く結びつく極めて重要な基盤である。今回の個展では、国内の大学・研究機関に数理科学・物理科学の研究者が用いる黒板を訪ね、研究者たちの思考や議論の痕跡を記録した写真を展示する。

展示構成

インクジェットプリントによるカラー作品

 

会期中の作家在廊予定

作家西村さんは、11月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)の4日間在廊予定です。変更がある場合は、こちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。

» 続きはこちら