布垣昌邦写真展「洛中洛外観察日記 其の参」
展覧会概要
タイトル:「洛中洛外観察日記 其の参」
作家名:布垣 昌邦
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2021年8月13日(金)〜8月22日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります
休廊日
8月16日(月)〜19日(木) *休廊日が通常とは異なります(金曜、土曜、日曜のみの開催)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 布垣昌邦
作品説明
15年前から京都の街を日記を付けるように撮り続けて来て、「この瞬間止めたら面白い写真になるのでは」と思う瞬間にシャッターを切っています。視点としては、人の動きが創り出すフォルムから感じる哀愁の滑稽さを軸とする写真です。求めているのは、被写体との距離を取る事により現れる人のフォルムであったり動きで、「この人ここで何をしているのか?」と疑問を感じた時の単純な写真としての面白さを求めているのかもしれません。
時を経て今改めてその写真を見返して見て思う事は、写っている被写体(人のフォルム)が自分自身を投影しているように感じるようになり、京都の街の創り出す空間に以前居たような感覚になる事が多くなってきた所です。被写体への自己投影とここに居たという既視感(記憶)が京都に脚を向かわせている事に気付かされました。 続けている事で時間を超えてくる写真(見ていて飽きない)とは何か考えさせられます。その結果、北斎漫画に人の動きが創り出すフォルムから感じる哀愁の滑稽さに時間を越えうる可能性があるのではと思い今に到っています。この先もこの作業を持続させていくのですが、その時間をも越える写真とは何か求め続け、京都の街の日常的風景の中で人と空間を撮り続けていきたいです。
展示構成
大四切 モノクロバライタ 20点
会期中の作家在廊予定
作家布垣の在廊予定は未定です。決まり次第こちらでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。