濱崎崇写真展「あと乃あと」
展覧会概要
タイトル:「あと乃あと」
作家名:濱崎 崇
会期
2018年6月8日(金)〜6月19日(火)
休廊日
6月13日(水)、14日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 友長勇介
作品説明
六甲山系に点在する廃れた家屋を、8年以上に渡って撮りつづけた作品集「あと乃あと」(冬青社)の初めてのまとまった展示となります。写真集には掲載されていない初出の作品も数点展示予定です。
古い日本製二眼レフを携えて、靴底を減らしながら巡礼のように黙々と、出迎えてくれるあてもない家々を訪れて撮りためた、廃屋たちのポートレイト。それらが、フイルムに定着され暗室で正像が滲み浮かび上がった、ナマの光画集です。
神戸の震災からちょうど20年。さらに2011年の未曾有の震災を経て、日本という国に住む私たちは、これまで何をしてきたのか、何が失われたのか、そしてどう生きていこうとしているのかを突き付けられた。ものごとのあと(後)には、あと(跡)を残しながらまたそのあと(後)が続いていく。有史以前から続くこの運動が途切れないように、いびつなあと(跡)にならないように、私は、これらの家々から発せられる「響き」に静かに耳をかたむけた。
―写真集『あと乃あと』著者あとがきより
展示内容
16×20インチのバライタ印画紙へのモノクロプリント(額装)20枚
会期中の作家在廊予定
作家濱崎は、6月9日(土)、16日(土)、17日(日)に在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、facebook、twitterでお知らせします。
6月16日(土) の開廊時間について
6月16日(土)は有料イベント開催のため、16:30以降はイベント参加者以外の方は入廊することが出来ません。大変申し訳ございませんが、作品を鑑賞される場合は、16:30までにお越しください。
*当日は、16:30に一旦ギャラリーをクローズし、16:50から有料イベントの受付・入場を開始します。