展覧会概要
タイトル:「すとりっぷ小屋発 【裸的群像伝】1976-2005」
作家名:川上 讓治
会場
gallery 176(ギャラリー イナロク)
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2022年12月3日(土)〜12月11日(日) *会期の初日・最終日の曜日が通常と異なります
休廊日
12月5日(月)〜9日(金) *休廊日の曜日が通常と異なります/土日のみ開催
開廊時間
13:00〜19:00 *映像上映中は写真の展示がご覧いただけません
企画
gallery 176 友長勇介
開催概要
川上讓治さんのことは、色々な方から聞いていたのですが、なかなかお会いできずにいたところ、ある方から「川上さんが制作した映画を上映しませんか?」というお話をいただき、2018年11月にgallery 176で上映をする事になりました。上映した映像作品の中に1981年公開された「ザ・ストリッパー堕ちて藍」という映画がありました。
劇作家で「新転位・21」代表の山崎哲さんと、テレビ朝日「報道ステーション」のディレクターなどテレビの世界で活躍され、現在は「シネマハウス大塚」という映画館の館長をされている後藤和夫さんのお二人が監督をされ、撮影は岩井俊二監督の「スワロウテイル」や、行定勲監督の「世界の中心で、愛をさけぶ」で撮影監督をされた篠田昇さん、制作に作家の伊藤裕作さんという、才能溢れた人達が川上さんの元に集まり、この作品を作り上げたという事を知り、このような方々を惹きつける川上さんとはどういう人なんだろうか?という思いが膨らみました。
gallery 176での上映会の前に、川上さんが大阪・釜ヶ崎を撮影された作品がゴールデン街で展示されると聞き見に行きました。そこで展示されているモノクロで撮影された釜ヶ崎の写真を見て、映画上映だけでなく、川上さんの写真作品をgallery 176でも展示してほしいと思ったのが4年前で、今回やっと実現する事になりました。
今回の展示はゴールデン街で展示された釜ヶ崎の写真ではなく、川上さんが長い時間関わって来られたストリップ劇場を舞台にした写真作品になります。
開催は12/3(土)、12/4(日)、12/10(土)12/11(日)と短い開催となりますが、写真作品の他に、川上さんが制作されたストリップ公演の記録映画なども上映されますので、こちらも見ていただければと思います。期間中は川上さんご本人が終日会場に在廊していますので、是非お越しになられて、直接川上さんとお話していただければと思います。よろしくお願いいたします。
最後に、2018年にgallery 176で川上さんの映画上映を企画していただいた西埜隆文さんに感謝申し上げます。西埜さんのおかげで、川上さんと知り合う事ができ、今回の写真展開催につながりました。 本当にありがとうございました。
gallery 176 友長勇介
作品説明
裸的群像伝」1976-2005
~極私的写真的記憶~
私は1976年に大阪芸術大学芸術学部写真学科を4回生前期にて中途途退して上京した。
翌年、新宿にあったストリップ小屋「モダンアート劇場」の照明係としてこの業界に飛び込んだ。
そして興行師としての人生に区切りをつけ、郷里の島根県浜田市に帰ったのが2007年です。
その間、私とストリップ小屋を通過していった者達の「残像」を写真にとどめてもきた。
熱い思いで疾走した時代、ストリップ小屋に愛をこめて振り返って見た極私的な写真と映像展です。
川上讓治
展示構成
モノクロ写真 約40点
会期中の作家在廊予定
作家川上さんは、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。
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