東博章写真展「随に」(まにまに)

2023.06.02東博章写真展「随に」gallery1762023.06.02東博章写真展「随に」gallery1762023.06.02東博章写真展「随に」gallery1762023.06.02東博章写真展「随に」gallery176

展覧会概要

タイトル:「随に」

作家名:東博章

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年6月2日(金)〜6月11日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

6月5日(月)〜8日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 松原豊

展示概要

2023年6月 東博章写真展「随に(まにまに)」を開催します。

東さんは三重県伊賀市に在住する写真家です。2022年、松原がインタビューを担当していた三重県伊勢市にある月兎舎から発行されている大人のローカル誌NAGI88/2022年春号に連載されているMonochromeというコーナーで紹介しています。私が東さんに出会ったのは写真集になっている「村の記憶」のシリーズを4×5インチの大型カメラを使用して集落のお祭りを撮影しているときでした。東さんから「私も大型カメラで撮影しているんですよ。」と声をかけてもらっていたことが、最近になって東さんと話していて発覚した経緯があります。もともとカラーポジフィルムによる風景写真で本の表紙を担当したり、数々の賞に入選したり実績のある方なのですが、白黒写真と出会ったことから制作の軸が大きく変化します。自宅に暗室を制作、8×10インチの大型フィルムのプリントの為の引伸し機の自作、プリント制作と銀塩写真の世界にどっぷりと浸かっていくことになります。また、家業の仕事の延長線で展示用の額も制作。写真機とフィルムと印画紙以外は全部自分自身で制作するという非常に希有な存在の方です。もともと生まれも育ちも現在の場所に在住している東さん。「村」という場所での生活は移住者である私の先輩にあたるわけです。そんな東さんが在住者として見てきた世界を、大判カメラとオーソドックスな銀塩印画紙によるコンタクトプリント(密着焼き、べた焼きとも呼ばれたりします)で展示します。白黒の印画紙に細密描写された現在の「村」の姿を堪能いただければと思います。2023年2月に三重県のgallery0369で展示した作品を今回大阪ではじめての作品展という形でお届けさせてもらいます。※今回の展示は2023年2月に私が三重県津市美里町で畝井しているgallery0369で展示した作品を今回大阪ではじめての作品展という形でお届けさせてもらいます。

本展企画担当:gallery 176 松原豊

作品説明

なぜ煌めいて見えるのだろうか?。
何が存在するのだろうか?

今日もぶらりと近所に出かける。眺めるだけのパトロール。
ぽつりぽつりと空き家も増えてはきたけれど、急激になにか変化したわけではない。
徐々に農業や林業で生計を立てる家庭が少なくなったり、高齢化する中で、耕作されない田畑や利用されることがなくなった林道が増えたりと手入れが満足になされない場所も増えてきた。
木工や稲作に携わる者として、その変遷が少し残念に思うこともあるけれど、眺めては受け入れることが日常だ。

 私が暮らす田舎の風景は、願いや思いとは無関係に時の流れに任されて変化してきた。
しかし、パトロールの中で立ち止まってしまうほどの煌めきに出会う瞬間がある。

放棄されたり、放置されたりしている場所ではあるけれど、時間の経過の中で静かに蓄積されたエネルギーのような、息遣いのような存在を感じる瞬間がある。

時のまにまに現れては消えるその存在をフィルムに記録しようと試みた。

文:東博章

展示構成

大型カメラ8×10で撮影したモノクロームのコンタクトプリント(ゼラチンシルバープリント)作品25点(予定)

 

会期中の作家在廊予定

作者は会期中全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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小松宗光写真展「グラウンド・ダイバー」

 

展覧会概要

ギャラリー街道 × gallery 176 交流展

タイトル:「グラウンド・ダイバー」

作家名:小松 宗光

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年4月7日(金)〜4月18日(火)

休廊日

4月12日(水)、13日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康

展示概要

 ギャラリー街道 × gallery 176交流展企画第二弾 小松宗光写真展「グラウンド・ダイバー」を開催します。

 小松さんは、私と同年代で、デザインを学ばれ、ご自身でで写真集を多数デザインして刊行されていたりと、自分と共通する部分が多く、お会いする前から親近感を感じていました。作品も、国内、海外の都市のスナップを多数撮られており、都市を撮り歩く目線、間合いなどが、私と似ている気がします。

 今回は、東京の写真をメインにセレクトされるようです。私は、約30年前に東京で働いてた時期があり、都内を撮り歩いていたこともありました。当時とは東京の街も大きく変わっていると思いますが、小松さんが写し取った東京の街を見るのが楽しみです。

西川善康

作品説明

【眼で見る写真・眼の快感】

 私の作品の共通テーマは「眼で見ることの面白さ」です。「眼で見る」って当たり前なのですが、日常では眼に見えた中からその時必要な部分だけを頭が判断把握していることがほとんどで、これは「頭の中の概念で見ている」のだと思います。

 概念や常識が無くては日々の生活がままならいけれど、たまにはちょっと一息、「頭で見る」ことから、わざと道を外れて「眼で見る」探検へ出かけると新しい発見があります。

【都市のスナップ】

 今回の作品は都市の風景、空間、ビルや車を東京での生活圏とプラスちょっと足をのばしたエリアで撮影しています。人と物質と情報が密集した都市の生活では常に無数の光景が目の前を通り過ぎていきます。そのほとんどは無意識に「頭で見ていた」だけの記憶にも止まらない場面です。

 私はカメラを手に歩き、日常では必要とされていない視点で周囲を見て、それまで気づいていなかったワンシーンとの出会いを楽しんでいます。人には皆それぞれ自分の見えている世界があり、一人ひとりの中でも意識が変われば別の世界が見えてくる。世界はいつでも自分と誰かのパラレルワールドだと思います。

【地上のダイバー】

 タイトルの「グラウンド・ダイバー」は水の中で視覚を頼りに探検するダイバーのように、都市を眼で探検する姿をイメージした造語です。2014年、Gallery美0(大阪)の個展で初出。2020年から再び写真展と写真集のタイトルとして掲げています。

 本展は2008年から2022年にかけて撮影発表してきた作品に新作を加えた、都市景観写真「グラウンド・ダイバー」シリーズのベストセレクトを展示します。

小松宗光

展示構成

調整中

 

会期中の作家在廊予定

作家小松さんは、4月7日(金)〜9日(日)、14日(金)〜18日(火)に在廊予定です。変更がある場合は、こちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。

gallery 176の感染防止対策に関して

*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。

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ワークショップ「こどもかるた作り」展覧会

 

展覧会概要

ワークショップ「こどもかるた作り/撮影〜展示までを体験しよう!」展覧会

作家名:ワークショップ参加者

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年3月26日(日)〜4月2日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

会期中無休

開廊時間

11:00〜18:00(初日は13:00から/最終日は17:00まで)*開廊時間が通常と異なります

主催

豊中市|gallery 176

協力

G&S 根雨galerie SPUR服部緑地都市緑化植物園

展示概要

ワークショップ「こどもかるた作り/撮影〜展示までを体験しよう!」参加者(10組参加予定)の作品を展示します。

ワークショップで作成した「こどもかるた」の絵札(写真)と読み札の他、お気に入りの写真(各組5枚)を、写真用のフレームとパネルで展示します。

 

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郭小明写真展「黒錆」

230310郭小明写真展-1230310郭小明写真展-2230310郭小明写真展-3写真集「黒錆」

展覧会概要

タイトル:「黒錆」

作家名:郭小明

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年3月10日(金)〜3月19日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

3月13日(月)〜16日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 松原豊

展示概要

運営メンバーの松原の企画展として2023年3月に中国、四川省、成都在住の郭小明さんの写真展を開催します。コロナ禍の中でしたが郭さんとお会いする機会があり写真を通しながら写真展開催の為のやりとりを進めてきました。中国人として、またアジア人の一人として、海を越えた大陸の地に在住する一人の写真家の見つめた世界を白黒写真でご覧いただければと思います。

写真展開催中に同名タイトルの写真集もご覧いただけます。

本展企画担当:gallery 176 松原豊

作品説明

長年放置されていた肥料工場を撮影した写真を「黒錆」というタイトルで展示致します。

展示構成

プリントサイズ35㎝×23㎝/額サイズ50㎝×50㎝の30点程度を展示

 

会期中の作家在廊予定

作家郭さんの在廊予定は現在確認中です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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姜在求写真展「入隊前夜 -soldier」

展覧会概要

YARTGALLERY × gallery 176 交流展

タイトル:「入隊前夜 -soldier」

作家名:姜 在求(カン・ジェグ)

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年2月24日(金)〜3月7日(火)

休廊日

3月1日(水)、2日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康/友長勇介

協力

姜美善

展示概要

TOTEM POLE PHOTO GALLERYの元メンバー 甲斐啓二郎さん、現メンバー 姜美善(カン・ミソン)さんに紹介・仲介いただき、今年2023年より、YARTGALLERY(韓国・ソウル)と gallery 176 の交流展を始めます。その第一弾として、gallery 176にて、姜在求(カン・ジェグ)写真展「入隊前夜 -soldier」を開催します。

YARTGALLERY代表であるジェグさんの作品は、徴兵されて軍に入隊する韓国の若者を、様々な撮り方で捉えています。徴兵制の無い日本人にとっては、普段見ることが無い若者の姿です。これまでとは異なる世界へと向かう若者たち、彼らは何を思ってカメラのレンズを見つめていたのでしょうか。これらの写真から、日本、関西の人たちは何を感じ取るのでしょうか。

会期前半は、ジェグさんも来日し、在廊する予定です。ぜひ、ジェグさんと語り、作品ついて感じたことを伝えてください。

gallery 176 西川善康

作品説明

「入隊前夜 -soldier」は、韓国社会だけが持つ特殊な分断の現実の下で、徴兵制を義務的に強いられる若い青年らのポートレート作品である。

この作品は、軍に入隊する前日に髪を切る前とその後、そして休暇の時期、除隊後の民間人になった時で細分化して撮影した。軍の訓育とコントロールにより同質化、画一化されていく過程で、彼らに潜んでいる個人の本来の姿を見せるため、ヌード写真の形式を選んだ。

人間は、誰しも生まれてから、数知れぬ心理的な変化の瞬間に立ち向かうことになる。思いも寄らない環境と状況の中で、人間が感じる心理的状態、すなわち不安や緊張感、恐れなどの感情の変化を視覚的に表現することに挑んだ。軍に入隊後、訓育と規律の下での生活を余儀なくされ、人生の中での決定的転換期に立つ青年たちの不安の心理を、顔の表情と仕草を通じて自然に表せるようにした。

入隊の前日、生まれて初めて裸で不慣れなスタジオの中に立つ青年は、心理的に不安に包まれているだろう。入隊の前であり、民間人の身分であるが、髪を切る前の表情と、短く剃った直後の心持ちと表情が、大きく異なっているのがよくわかる。軍人の身分になるという決意を、微細な表情から感じ取れる。撮影の台座に座り、裸になった自らの体を手と腕で抱え込むポーズは、緊張の気持ちを思わず表すある種の非言語的表現である。心理的状態は、顔のみならず体からも表現される。

作品「入隊前夜-soldier」は、短くは1年、長くは4年間の年月をかけて、一人の個人が変貌していく姿を、シリーズ形式で制作した。裸から自らの存在を証明するヌードポートレートでありながら、軍入隊という人生の変化を余儀なくされる時期の、彼らの不安な感情を含めようとした心理的ポートレートでもある。衣服を着用して撮られるポートレートとは違い、服を脱ぎ、裸になったことによる、彼らの心理的状態の変化を表現した。

展示構成

調整中

 

会期中の作家在廊予定

作家姜在求さんは、会期前半2月24日(金)〜26日(日)に在廊予定です。変更がある場合は、こちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。

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西川善康写真展「こどもかるた remix」

展覧会概要

タイトル:「こどもかるた remix」

作家名:西川 善康

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年1月27日(金)〜2月5日(日) *会期最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

1月30日(月)〜2月2日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 西川善康/友長勇介

展示概要

豊中市主催 ワークショップ「こどもかるた作り/撮影〜展示までを体験しよう!」(2023年3月開催)の関連展示として開催します。

2017年に開催した写真展「こどもかるた」を再構成、再プリントして展示します。合わせて、ワークショップの詳細、ワークショップの展示サンプル(ワークショップでは最後にgallery 176で展示を行います)もご紹介します。

*「こどもかるた」は、こどもの写真を使った「かるた」です。写真を「絵札」とし、言葉を考えて「読み札」を作っています。

作品説明

 2004年に長男が生まれてから十数年、日々、こどもたちの写真を撮り続けています。

 最初は男の子一人で、ゆっくりと成長を追いつつシャッターを切っていました。その3年後、二人目の男の子が生まれ、兄弟同士遊ぶ姿、けんかする姿を楽しみながら撮っていました。そのまた3年後、今度は女の子が生まれ、大人(親)2人に対し、こども3人と、常に人手が足りない状態となり、ばたばたとした日々が続く中、なんとか時間を見つけて写真を撮っています。

 こどもたちとは一人の人間として対等に接し、正面から(時には背面から)見つめ、ゆっくりとシャッターを切るようにしています。

 こどもたちの写真は、ブログ「たろうすs.net」に、短いコメントと共に日々アップしていました(現在休止中)。これらの写真と言葉をまとめ、「こどもかるた」と題して展示します。

西川 善康

*2017年開催の写真展「こどもかるた」の作品説明です。

展示構成

archival pigment print(インクジェットプリント) 約50点

 

会期中の作家在廊予定

作家西川または企画者友長は、どちらか、または両方が全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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田中昭史写真展「Cityscape 21」

© Akifumi Tanaka

展覧会概要

タイトル:「Cityscape 21」

作家名:田中 昭史

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2023年1月13日(金)〜1月22日(日) *会期の最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

1月16日(月)〜19日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

開催概要

1度目のgallery 176がオープンした2005年の最後の展示が田中昭史さんの「多摩景」でした。

オープンしたばかりで、不安を抱えながらの田中さんの展示でしたが、ギャラリーパストレイズの井上さんが、大きな木箱で梱包された作品を手際よく取り出し、あっという間に壁に作品を掛け終え、その早さに驚きながらも、無事に搬入が終わりほっとした事を憶えています。

オープンしてまだ数ヶ月しか経っていないギャラリーにもかかわらず、gallery 176で写真展の開催を決めていただいた田中さんには本当に感謝しております。

「また田中さんの展示お願いします」とお話してから、17年経ってしまいましたが、やっと実現する事ができました。

「多摩景」から17年。gallery 176で開催する田中昭史写真展「Cityscape 21」に皆さま是非お越し下さい。

gallery 176 友長勇介

作品説明

これまで生まれ故郷である「秩父」と生活の場である「都市」を主なテーマとして撮影を行ってきた。今回はその都市から「Cityscape 21」のシリーズを展示する。

1990年頃から続けていた私の主テーマである「多摩景」を撮る中で、長年見慣れてきた都営住宅が20世紀末から21世紀初頭かけて、ほとんど新しいマンション風の建物に変貌し、風景が一変したのを目の当たりにした。よく観察するとその変貌は東京郊外である多摩地域に限らず様々な都市で高層ビルが建ち始め画一化した光景を呈し始めていた。

そして21世紀になってすでに20年以上経ち、街全体がある意味で21世紀らしくなってきたように思える。時間は時代の切れ目に関係なく連続して流れているのだが、世紀の変わり目というのはこういうものかと実感した。

「Cityscape 21」は、その世紀の変わり目を象徴的建造物である高層ビルを背景に東京、横浜、
川崎、さいたま、所沢、大阪、神戸、名古屋、札幌、浜松などで撮影している。

田中昭史

展示構成

インクジェットプリントによるカラー作品

 

会期中の作家在廊予定

作家田中さんの在廊予定ですが、1月21日(土)、1月22日(日)となっておりましたが、諸事情により2日間共在廊できなくなってしまいました。申し訳ございません。展示は予定通り1月20日(金)、1月21日(土)、1月22日(日)の3日間開催しております。皆さま是非お越し下さい。

gallery 176の感染防止対策に関して

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藤原更展「Melting Petals」

藤原更写真集red_bookimage2022藤原更展覧会広報画像

展覧会概要

タイトル:「Melting Petals」

作家名:藤原 更

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2022年12月16日(金)〜12月25日(日) *会期最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

12月19日(月)〜22日(木) *休廊日の曜日が通常と異なります/金土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00(12月24日はXmasギャラリートーク開催のため18時で閉廊となります)

企画

gallery 176 松原豊

開催概要

開催概要gallery 176では、Sarah Fujiwara Art book『Melting Petals』出版を記念して、藤原更(フジワラ サラ)の展覧会を開催いたします。藤原の活躍はニューヨーク、パリ、ベルギーなど国内外での展示を含め、かなりフィジカルな活動を現在進行形で行っています。『Melting Petals』は、15年に渡り撮影を続ける芥子の花のシリーズを、造本家・町口覚氏によってまとめられ、藤原更の世界観をより拡大させる仕上がりとなりました。   藤原更は、松原が専門学校名古屋ビジュアルアーツの非常勤講師を担当していた時の、フィルムフォトワークの教え子です。「2007年に南西フランスで撮影を開始した芥子の花の作品集をつくります」と数年前から話してくれていて、出版の目処が立ちましたと先日連絡を受け取りました。その作品集出版に併せて出版記念展を開催致します。造本は町口覚氏が担当。内容と質は密度の濃いものとなっています。ドキュメンタリー写真を撮影していた学生時代とは大きく変化した藤原更の世界観を、写真集=アートブックの手触りと共に作品展でも触れていただければと思います。

gallery 176 松原豊

作品説明

藤原更が15年に渡り撮影を続ける芥子の花 “MeltingPetals”。本シリーズは、自身の展覧会で南西フランスを訪れた際、視界一面に広がる芥子畑で撮影が始まりました。藤原従来の作品の大胆な構図や色彩に加え、撮影からプリントまでのタイムラグにより起こる記憶の曖昧さに着目をし制作が進められました。記憶が抜け落ち消失する様は、2013年から始めた藤原独自の「剥離技法」により表現され、その手法は深化を続けています。本展では2007年撮影の『Melting Petals』最初期作品を中心に会場構成いたします。

展示構成

1200x832x30mm Pigment print with Acrylic mountなどで構成予定

 

会期中の作家在廊予定

作家藤原さんは、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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川上讓治写真展「すとりっぷ小屋発 【裸的群像伝】1976-2005」

展覧会概要

タイトル:「すとりっぷ小屋発 【裸的群像伝】1976-2005」

作家名:川上 讓治

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2022年12月3日(土)〜12月11日(日) *会期の初日・最終日の曜日が通常と異なります

休廊日

12月5日(月)〜9日(金) *休廊日の曜日が通常と異なります/土日のみ開催

開廊時間

13:00〜19:00 *映像上映中は写真の展示がご覧いただけません

企画

gallery 176 友長勇介

開催概要

川上讓治さんのことは、色々な方から聞いていたのですが、なかなかお会いできずにいたところ、ある方から「川上さんが制作した映画を上映しませんか?」というお話をいただき、2018年11月にgallery 176で上映をする事になりました。上映した映像作品の中に1981年公開された「ザ・ストリッパー堕ちて藍」という映画がありました。

劇作家で「新転位・21」代表の山崎哲さんと、テレビ朝日「報道ステーション」のディレクターなどテレビの世界で活躍され、現在は「シネマハウス大塚」という映画館の館長をされている後藤和夫さんのお二人が監督をされ、撮影は岩井俊二監督の「スワロウテイル」や、行定勲監督の「世界の中心で、愛をさけぶ」で撮影監督をされた篠田昇さん、制作に作家の伊藤裕作さんという、才能溢れた人達が川上さんの元に集まり、この作品を作り上げたという事を知り、このような方々を惹きつける川上さんとはどういう人なんだろうか?という思いが膨らみました。

gallery 176での上映会の前に、川上さんが大阪・釜ヶ崎を撮影された作品がゴールデン街で展示されると聞き見に行きました。そこで展示されているモノクロで撮影された釜ヶ崎の写真を見て、映画上映だけでなく、川上さんの写真作品をgallery 176でも展示してほしいと思ったのが4年前で、今回やっと実現する事になりました。

今回の展示はゴールデン街で展示された釜ヶ崎の写真ではなく、川上さんが長い時間関わって来られたストリップ劇場を舞台にした写真作品になります。

開催は12/3(土)、12/4(日)、12/10(土)12/11(日)と短い開催となりますが、写真作品の他に、川上さんが制作されたストリップ公演の記録映画なども上映されますので、こちらも見ていただければと思います。期間中は川上さんご本人が終日会場に在廊していますので、是非お越しになられて、直接川上さんとお話していただければと思います。よろしくお願いいたします。

最後に、2018年にgallery 176で川上さんの映画上映を企画していただいた西埜隆文さんに感謝申し上げます。西埜さんのおかげで、川上さんと知り合う事ができ、今回の写真展開催につながりました。 本当にありがとうございました。

gallery 176 友長勇介

作品説明

裸的群像伝」1976-2005
~極私的写真的記憶~

私は1976年に大阪芸術大学芸術学部写真学科を4回生前期にて中途途退して上京した。

翌年、新宿にあったストリップ小屋「モダンアート劇場」の照明係としてこの業界に飛び込んだ。

そして興行師としての人生に区切りをつけ、郷里の島根県浜田市に帰ったのが2007年です。

その間、私とストリップ小屋を通過していった者達の「残像」を写真にとどめてもきた。

熱い思いで疾走した時代、ストリップ小屋に愛をこめて振り返って見た極私的な写真と映像展です。

川上讓治

展示構成

モノクロ写真 約40点

 

会期中の作家在廊予定

作家川上さんは、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。

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姜美善写真展「事実の選択」

©︎ GANG Misun

展覧会概要

TOTEM POLE PHOTO GALLERY × gallery 176 交流展

タイトル:「事実の選択」

作家名:姜美善(カン・ミソン)

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2022年11月18日(金)〜11月29日(火)

休廊日

11月23日(水・祝)、24日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 早川知芳

展示概要

TOTEM POLE PHOTO GALLERY × gallery 176交流展企画第六弾 姜美善(カン・ミソン)写真展「事実の選択」を開催します。

姜美善(カン・ミソン)さんは韓国出身。来日し東京ビジュアルアーツ卒業後、現在 TOTEM POLE PHOTO Gallery のメンバーとして活動されています。
今回の写真展「事実の選択」は、美善さんが日本各地の空襲跡を巡り、その今を丁寧に撮影されたシリーズの中から大阪を撮影したものを中心に展示します。太平洋戦争末期、日本各地でアメリカ軍による空襲が頻発し、多くの人々が犠牲となり、広島と長崎においては原子爆弾投下という更なる悲劇を経て日本が敗戦を迎えた事を、来日するまで広島と長崎の惨劇以外知らなかった美善さん。空襲の事実を知った美善さんはカメラを持ち各地の空襲のあった場所を訪ね撮影することを始めます。空襲のあった現場に立ち、時にそこで出会った人達と交流をしながら撮影された精緻な写真群は、徹底した客観的視座から「過去の出来事」をただトレースでしただけではないリアルな「事実」を映し出しているように感じられます。空襲は既に過去のものとなり風化され日常で顧みることも薄れた私達に、美善さんの写真は何を伝えるのか?

日韓(韓日)の近現代史において、決して友好かつ幸福ではなかった両国の歴史と関係。現在も両国間には数々の問題が横たわり緊張した関係が続いている中で、互いを知ることの重要性を美善さんの写真から考えさせられたような気がします。主張を声高に言うのではなく、客観的かつ冷静な視座で「事実の選択」を撮り続ける美善さんの写真は、その事を観る人へ静かに問いかけているのではないでしょうか。
是非ご高覧ください。

gallery 176 早川知芳

作品説明

いくつかの学校があり、学生も多いこの街にある長閑な公園。

あの時、この街で生きていた人々が戦時中、自らの国で、いつ飛んでくるかわからない空襲の下で生きながらに苦しみながら、それすらも気づかないまま消えて共に暮らしていた隣人たちと共に、一握りの灰となってしばらく眠っていた。

消えていった住処、消えていった街人たちについては公園の一角の慰霊碑に書かれ確かにここにあったことを伝えている。

過ぎ去った時間を記憶すること、その場所の記憶を保つことは今を生きる人々には無意味かもしれない。 しかし、その記憶を、その歴史を知ってしまえばもう無意味なことにはならない。

姜美善

展示構成

カラーピグメントプリント 14 ×17inch  20点

 

会期中の作家在廊予定

作家姜美善さんの在廊予定は現在調整中です。決定次第、こちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。

gallery 176の感染防止対策に関して

*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。

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