坂本陽写真展「BEAM」
展覧会概要
TOTEM POLE PHOTO GALLERY × gallery 176 交流展
タイトル:「BEAM」
作家名:坂本 陽
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2022年7月1日(金)〜7月12日(火)
休廊日
7月6日(水)、7日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 坂東正沙子
展示概要
TOTEM POLE PHOTO GALLERY × gallery 176交流展企画第五弾を開催します。
今回はTOTEM POLE PHOTO GALLERYの運営メンバーである坂本陽さんをお招きし、2019年以降の作品「反抗の輪郭」、「Telescope」、「BEAM」、「METEOR」からセレクトした写真を展示して頂きます。また11月にはgallery 176運営メンバーの坂東正沙子がTOTEM POLE PHOTO GALLERYにて展示を予定しております。
坂本さんとはニコンサロンでの展示で初めてお会いしましたが、以前からSNSやWEBなどでお互いの写真を見知っていました。どこか色気があり、ドラマティックな光景、儚い情景を逃さず捕まえる美的感覚に私は惹かれていました。彼女の死生観が反映されたその「瞬き」は存在の尊さを私達へ照らしているようです。光と闇のコントラストが生む鮮烈なイメージと対象に寄り添う慈愛の視線は、まさに生への賛美であり、それが彼女の写真の正体ではないかと私は思います。バンド活動をしている仲間と過ごした時間がロックな精神を育んだのか、まるで本能のように生のエネルギーに呼応しています。身近にあった音楽と写真とが彼女の中でひとつになり、眺めているとその場の空気を奏でた楽曲を聴いているように感じる程、メロディアスな写真を紡いで魅せてくれています。
大阪での貴重な展示となりますので、ぜひこの機会にご覧ください。
gallery 176 坂東正沙子
作品説明
写真を撮る時にはいつも光の様なものを探してしまうと思っていたけれど、影がないと光は認識できないので光を探しているのか、美しい影を探しているのか本当のところは解らない。
虫が街灯に集まるのは何故だろうと調べたら、正確には光に集まろうとしている訳ではなく、本来は月の光を背に暗闇の中を平行に飛ぶ性質があるので、 外灯などの点光源には旋回して近づいてしまうとの事だった。
光を目指しているわけではなく、光を背にして暗闇を飛びたいらしい。
目指す方向になにも見えなくても、光の気配をどこかに感じれたら、暗闇の中も怖がらずに進める。
坂本 陽
展示構成
インクジェットプリント、約40点予定
会期中の作家在廊予定
作家坂本さんの在廊予定は7月1〜3日、10日〜12日です。
変更があった場合はこちらのページ、facebook、twitter、Instagram等でお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。