友長勇介写真展「沖縄COLOR」

©︎ TOMONAGA Yusuke

展覧会概要

タイトル:「沖縄COLOR」

作家名:友長 勇介

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年11月1日(金)〜11月10日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

11月5日(火)〜7日(木) *通常と休廊日が異なります

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

作品説明

2000年代初めにカラーフィルムで撮影した沖縄の写真

展示構成

Cプリント:20枚予定

 

会期中の作家在廊予定

作家友長は全日在廊予定です。 在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

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周貞君・劉耀斌写真展「THE PHOTOGRAPHER IS ON THE WAY」

繁体中文English

展覧会概要

On The Road 影像空間(台湾) × gallery 176(日本) 交流展 in 大阪

タイトル:「THE PHOTOGRAPHER IS ON THE WAY/攝影的人在路上/写真家は道にいる」

作家名:周貞君、劉耀斌

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年10月5日(土)〜10月29日(火) *台湾の台風の影響により、展示初日を10月5日(土)に変更しました

休廊日

10月9日(水)、10日(木)、16日(水)、17日(木)、23日(水)、24日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176、On The Road 影像空間

キュレーター

張聰賢

展示概要

On The Road 影像空間(台湾) × gallery 176(日本) 交流展として、gallery 176にて、台湾南部・高雄在住の写真家 周貞君さん、劉耀斌さんの写真展「THE PHOTOGRAPHER IS ON THE WAY/攝影的人在路上/写真家は道にいる」を開催します。

台湾・高雄の写真ギャラリー On The Road 影像空間は、写真家同士で運営しているギャラリーで、2019年6月に、gallery 176の友長と西川が初めて訪れました。On The Road 影像空間は、ギャラリーの他、暗室とスタジオ兼レクチャールームも備え、写真家にとっては理想の空間です。

その後、交流展を計画し、コロナ禍で延期になりましたが、昨年2023年5月〜6月に、On The Road 影像空間にて、gallery 176の作家の写真展を開催しています。今回は、gallery 176にて、On The Road 影像空間の作家の写真展を開催します。

10月5日(土)には、作家 周貞君さん、劉耀斌さんをお迎えして、トークイベントを開催します。お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください(劉さんはビデオ通話での参加になりました)

作品解説

 この二人展「THE PHOTOGRAPHER IS ON THE WAY/攝影的人在路上/写真家は道にいる」のテーマは、南台湾高雄にある写真スペースと、二人の熱心な写真家、周貞君と劉耀斌の活動に基づいています。彼女らは、一緒に写真ギャラリー「On The Road 影像空間」を運営し、写真愛好家に展示スペースを提供しながら、定期的に専門的な写真講座や、写真教育の普及活動を行っています。これにより、南台湾高雄だけでなく、台湾全体においても、写真美学と教育の良好な環境を提供しています。

 写真の道は、レンズを通して切り取られた風景の連続であり、外観や内観の世界を含めて写真として広がります。ロラン・バルトが言うように、写真は常に何かに属するものであり、それが本質です。写真は暗闇を経て初めて現れるものであり、この世界の写真がどのような形をとるのかを問います。写真は、依然として世界の存在を証明するためだけのものなのでしょうか?外の世界とは何か?写真はどのようにして私たちに世界を理解させ、さらに人の思想や構造を認識させるのでしょうか?

 貞君と耀斌の二人の写真家は、作品のスタイルに違いがあるものの、共通の特性として「隠喩(メタ
ファー)」の写真修辞を用いています。

 貞君は、写真を「換喩(メトニミー)」の手法で扱い、暗い視覚言語を表現します。貞君の作品は明快ながらも抽象的で、現代の知識のギャップやジェンダー問題、消せない視線の痕跡が存在します。作品は観る者を引き込み、識別不可能な現実を再び連想させ、視覚的な想像力を提供します。

 一方、耀斌の作品は演出的な、技巧と符号的な刺点(プンクトゥム)を用いています。ジョン・バーガーが言うように、写真は多義的であり、一瞬ではなく連続的なものです。耀斌の作品には物語、記憶、生活経験が結びついており、個人の思想と感情の中で写真を探索の象徴としています。耀斌の写真構築は儀式的であり、アイデンティティと文化的ジェンダーの形成が混ざり合っています。耀斌は写真を最終目的とせず、視覚言語の主体として操作しています。

 写真は言葉を持たない言語であり、複雑な意識形態の符号です。《攝影的人在路上/写真家は道にいる》は、写真の道を共に歩む二人の写真家が、南台湾から日本へと進んでいく姿を隠喩しています。

本展キュレーター 張聰賢

周貞君「真実の幻影」

普遍的で永遠の実体にこそ真実が存在すると考えがちで、感知できる世界は一種の幻影であり、感覚や個体の限界によって制約されているとします。

感覚経験を超越する現実の側面から存在の根本的な特性を考えることにこだわり、実体や現象の背後にある真実性を強調し続けるよりも、むしろ感知世界の相対性に挑戦することで、表面現象を超えたより深い層を理解しようとする積極的な試みといえるでしょう。

デジタル技術の発達により、インタラクティブ(対話形式)メディアが注目され、インタラクティブデザインは 「人」を出発点とし、人のニーズや経験を重視するだけでなく、新しい体験価値を提供します。

一人一台デバイスを持っている時代において、マルチメディアの視聴者は、マルチメディア内の要素を自主的に操作することでインタラクションが形成されます。

劉耀斌「近くも遠くもない」

女性の将来の夢は、近づきやすいようで近づきにくいファンタジーの月のようにつかみどころのないものです。

光と影を使って人体を撮影し、距離感を演出します。この作品群はすべてスタジオで撮影されました。色と光は演出された写真です。

展示構成

周貞君 16×16インチ Giclee- Matte cotton acid-free canvas 12点

劉耀斌 24×16インチ Giclee decoration paint+Organdy 1点、142×62cm Chinese Xuan Paper 2点、24×16インチ Giclee 7点/計10点

 

会期中の作家在廊予定

作家周さんは、10月5日(土)に在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

10月5日(土)の開廊時間について

10月5日(土)は、17:30からトークイベントを開催するため、17:00より準備を行います。展示をゆっくりとご覧いただけるのは、17:00までとなります。ご注意ください。

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早川知芳写真展「台湾疾風録 ver 2.01 112/113」

 

展覧会概要

タイトル:「台湾疾風録 ver 2.01 112/113」

作家名:早川 知芳

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年9月20日(金)〜9月30日(月) *通常と会期最終日の曜日が異なります 

休廊日

9月25日(水)、26日(木)

開廊時間

13:00〜19:00(最終日は18:00まで)

企画

gallery 176 早川知芳

作品説明

2020年9月に開催した「台湾疾風録 108/109」から4年、今回その続編として「台湾疾風録 ver 2.01 112/113」開催します。

iPhoneを使い撮影し、詠み人知らずの「雑歌」的写真の集積を目指したコンセプトはそのままに、今回も傍観者として台湾を通過し擦過(撮影)した記録です。

昨今の大量に撮影され大量に流通し大量に消費され、そしてすぐに忘れ去られるSNS写真(画像)と全く何の変わりも無い、もはや撮影者が誰であってもかまわない(Unknown)写真だと自覚しながらも、それこそが「記録」(或いは本態的な姿)としての写真なのでは?と思考し、その集積の先に何かが実体化するであろうと思いながら、ただ疾風の如くに台湾を擦過(撮影)しました。

今回は、2024年1月12日に執行された台湾総統選挙・立法委員選挙(大選挙)の前後4日間の様子を中心に、2023(民国112)年5月から2024(民国113)年1月まで都合3回の渡台で撮影した写真で構成されています。日本では行われていない国家元首を有権者の直接投票で選出する総統選挙を、傍観者・通過者として現地で体感したことや、一般的に「親日」と言われている台湾に存在する「従軍慰安婦像」や「抗日戦争勝利記念碑」から単純ではない台湾の歴史(特に近現代史)を考察したり、かつて存在した「大日本帝国」を一種の憧憬として想起させられる建築物や遺構を訪ね歩いたりした記録です。

何とも言えぬ熱帯のねっとりとした空気と臭気、強烈な暑さと冬の冷たさ、活気ある男女が雑然と存在する街角、静かに浸透している「対岸」の影、そして大日本帝国の残滓と総統選挙と・・・

日本と国交のない「隣国」台湾の、ある日ある場所ある瞬間の記録です。

展示構成

インクジェットプリントによる展示、A3サイズ156点を予定

 

会期中の作家在廊予定やイベントなど

早川知芳は、全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、facebook、instagram、XなどのSNSでお知らせします。

イベント予定

「時局講演会 傍観者が見た台湾と台湾総統選挙」

早川知芳写真展「台湾疾風録 ver 2.01 112/113」のギャラリートークイベントです。
今回の展示に関すること(展示コンセプト・なぜスマートフォンを使って撮影するのか?)や、台湾総統選挙を始め現地で感じた事、また前回の「台湾疾風録 108/109」展との違いなどについてのトークを行います。
トークは1時間ほどを予定しています。当日ビールなどの飲み物(無料)を用意してお待ちしておりますので、飲み物片手に気楽にご参加ください。トーク終了後そのままミニパーティーを開催予定です。
*参加無料・予約不要   当日気楽にお越しください

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黃鵬魁写真展「TWO KINGS」

≫ English

展覧会概要

1839當代藝廊(台湾)×gallery 176(日本)交流展 in 大阪

タイトル:「TWO KINGS」

作家名:黃 鵬魁 / Pengkuei Ben Huang

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年9月6日(金)〜9月17日(火)

休廊日

9月11日(水)、12日(木)

開廊時間

13:00〜19:00

*9月7日(土)は有料イベント開催のため、17:00までの開廊となります

企画

gallery 176、1839當代藝廊

キュレーション

邱奕堅(1839當代藝廊)

展示概要

1839當代藝廊(台湾)× gallery 176 交流展として、gallery 176にて、カナダ・トロント在住の台湾系カナダ人の作家黃鵬魁(コウ・ホウカイ)さんの写真展「TWO KINGS」を開催します。

コロナ禍前の2019年8月〜9月に、gallery 176で台湾作家による最初の交流展を開催し、2023年6月に2回目の交流展 黄弘川写真展「客家ソナタ」を開催しました。2023年5月〜6月には、台湾・台北の1839當代藝廊にて、gallery 176の作家の写真展を開催しています。今回は、gallery 176での3回目の交流展となります。

9月7日(土)には、作家 黃鵬魁さんと、本展キュレーターの邱奕堅さん(1839當代藝廊オーナー)をお迎えして、トークイベントを開催します。お時間ありましたら、ぜひお立ち寄りください。

作品解説

この作品「TWO KINGS」は、1996年にトロント市が開始した「TWO KINGS プロジェクト」によって、廃墟と化した工業地帯が複合施設に生まれ変わる過程を追っている。このプロジェクトは、トロントのダウンタウン地区の様相を一変させた。かつての工場は、大規模な駐車場と近代的なビルに取って代わられ、街に新たな活力を注入するとともに、「ジェントリフィケーション(都市の居住地域を再開発して高級化すること)」についての議論を引き起こすきっかけとなった。

このような背景のもと、黃鵬魁は「TWO KINGS プロジェクト」の実施エリアを撮影対象とし、トロントの街の変貌、近代化と過去の融合における葛藤を探り、都市の成長と過去の遺産の関係を写真に反映させた。

≫ 1839當代藝廊での展覧会紹介ページ(英文)
≫ 1839當代藝廊での展覧会紹介ページ(中文)

作品説明/ステートメント

キングス再生計画、通称「TWO KINGS」は、ダウンタウン南部にある400エーカーの土地を再開発するために、1996年にトロント市が立ち上げた計画である。この地域は、時代遅れで硬直したゾーニング条例を再構築することにより、放棄された工場跡地から繁栄する複合施設への再生を目指している。

この計画以来、トロント南部のダウンタウンは劇的な変貌を遂げた。かつての空き工場や大規模な駐車場は姿を消し、近未来的なコンドミニアムがスカイラインを埋め尽くし、新たなランドマークとなった。活性化したコミュニティは、必要とされる都市の活力を生み出してはいるが、ジェントリフィケーション(都市の居住地域を再開発して高級化すること)の影響についての議論を巻き起こしている。しかし、「TWO KINGS」の経済的成功は、ダウンタウンの中心部以外の地域も再開発しようというトロントの野心を刺激した。新たなタワーが出現し、旧来の退廃的な雰囲気に取って代わると同時に、再開発の影響を受けたコミュニティに変化をもたらした。

そのような状況の中で、写真家 黃鵬魁は、「TWO KINGS」計画が実施された地域に焦点を当て始めた。それは、住民が不本意ながらも慣れつつある、変貌する都市の姿を垣間見せてくれる。現代と過去の衝突、あるいは融合を表現したこれらの写真は、繁栄する大都市を求める街の願望を象徴している。しかし、これらの写真は、都市再生と、現代の都市に影響を及ぼしている現在の新自由主義的風潮との間の、複雑な関係を視覚的に反映したものとみなすこともできるだろう。

展示構成

24×20インチ アーカイバルピグメントプリント 19点

 

会期中の作家在廊予定

作家黃さんは、9月6日(金)〜10日(火)、13日(金)、14日(土)に在廊予定です。在廊予定に変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(旧twitter)、Instagram等でお知らせします。

9月7日(土)の開廊時間について

9月7日(土)は、17:30から有料イベント(トークイベント)を開催するため、17:00に一旦ギャラリーを閉めて準備を行います。展示をご覧いただけるのは、17:00までとなります。ご注意ください。

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國領翔太写真展「群-MURA-」

展覧会概要

タイトル:「群-MURA-」

作家名: 國領 翔太

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年8月23日(金)〜9月1日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

8月26日(月)〜29日(木) *休廊日が通常とは異なります(金土日のみの開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 布垣昌邦

開催概要

 國領翔太さんと初めて出会ったのは、2019年 gallery 176での布垣展の本山周平さんとのトークイベントの時にGRAFのメンバーとして来られてたのが初めでした。

 当時國領さんは、まだ20代で何冊か冊子を持ってきていたのを gallery 176メンバーで作品のクオリティを関心しながら拝見した事を思い出します。その時にいつか國領さんの展示をgallery 176で出来たらと漠然と考えていました。

 時を経て國領さんがGRAFから写真集を出すのでgallery 176での展示の話が来た時は、成長した姿が頼もしく嬉しく思いました。「群-MURA-」 という作品は、國領さんが写真と誠実に向き合い続けた作品になると思うので、是非大阪の方々にも展示に来て頂けると嬉しく思います。

gallery 176 布垣昌邦

作品説明

「群-MURA-」は8年間に渡り日本各地の農村や漁村を廻りそこに暮らす人々を撮影したシリーズである。2014年-2021年まで刊行した冊子『匿名の町』『群-むら-』8冊の中から新作を加え再編集し構成されている。國領にとって集大成となる作品群。

「群-MURA-」には雑談を交わしながらその土地の人々の姿を風景と共に写されている。近代化が進む傍らで人里に根付いている暮らしや営みにはどこか懐かしい印象と共に、人々による時間の積み重ねや気概が見てとれる。

展示構成

11×14(大四切) 30点

 

会期中の作家在廊予定

作家國領さんは、全日在廊予定です。変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(twitter)、Instagram等でお知らせします。

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gallery 176 運営メンバー コレクション展

展覧会概要

タイトル:gallery 176 運営メンバー コレクション展

出品者

齋藤広幸 山下豊 友長勇介

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年7月13日(土)〜7月28日(日) *通常と会期初日・最終日の曜日が異なります

休廊日

7月16日(火)〜19日(金)、22日(月)〜26日(金) *休廊日が通常とは異なります(土曜、日曜、祝日のみの開催

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 齋藤広幸、山下豊、友長勇介

開催概要

本展示では、3人のメンバーが収集してきた著名なアーティストの写真作品をご覧いただけます。さらに、それらの作品に関連するアーティストの写真集や書籍も展示します。このコレクション展を通じて、各メンバーがこれまでに見てきた世界観を探求してまいります。gallery 176チームの視点を通して、多様な写真の魅力をお楽しみいただければ幸いです。写真の話をしましょう。

※今回は出品者の作品は展示しません。

展示構成

ゼラチンシルバープリント、他 約20点

会期中の在廊予定

本展企画担当の齋藤、山下、友長が交替で在廊予定です。在廊予定、開廊時間等に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

原隆志写真展「獏は夢で泳ぐ -The Baku Swims in Dreams-」

展覧会概要

タイトル:「獏は夢で泳ぐ -The Baku Swims in Dreams-」

作家名:原 隆志

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年6月14日(金)~6月25日(火)

休廊日

6月19日(水)、20日(木)

開廊時間

13:00~19:00

*6月15日(土)のみトークイベントにより17:30閉廊となります。

企画

gallery 176  齋藤広幸

展示概要

 島根県在住の写真家、原隆志さんの写真展「獏は夢で泳ぐ」を開催いたします。同名の展示は、ギャラリー蒼穹舎を皮切りに各地で巡回され、関西では初めての開催となります。6月15日にはトークイベントとオープニングパーティーを予定していますので、是非この機会に足をお運びください。

gallery 176  齋藤広幸

作品説明

 原隆志の写真は、いつどこでどんな場面なのか?という特定されるものが消されている印象を持つ。(中略) 彼が気持ちを揺さぶられる時は、おそらく常人なら何も気に留めない、日常の同じ質量で連続して流れる平易な時間の中で起こっている。特に記憶にとどめたい事が起こっているわけではない。そうであるのに、彼が独自の嗅覚で思わずシャッターを押して写真となって現れたものを目にすると、素通りはできない。(中略) 現実には今という生々しい風景であったのだろうが、そこから外被が剥がされたようになって、まるで時と場所が漂流し、観ている者の記憶の奥底との照らし合いが始まるかのようだ。

(高橋香苗/同名写真集寄稿文より抜粋)

展示構成

ゼラチンシルバープリント 約25点

 

会期中の作家在廊予定

作家原さんは、6月14日(金)~16日(日)、6月21日(金)~25日(火)に在廊予定です。変更がありましたら、こちらのページ、facebook、X(twitter)、Instagram等でお知らせします。

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東松照明写真展〈11時02分〉NAGASAKI

© Shomei Tomatsu – INTERFACE
爆心地から約0.7kmの上野町から掘り出された腕時計(1961年)

展覧会概要

タイトル:〈11時02分〉NAGASAKI

作家名:東松 照明

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年5月17日(金)〜6月11日(火)

休廊日

5月21日(火)、水曜・木曜/5月21日(火)〜23日(木)、29日(水)、30日(木)、6月5日(水)、6日(木)

*5月21日は火曜ですが、休廊となりますのでご注意ください。

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 友長勇介

協力

INTERFACE−Shomei Tomatsu Lab.

開催概要

gallery 176を開廊する時の目標のひとつに、東松照明さんの写真展を開催したいという思いがありました。

今回、東松照明さんの奥様、東松泰子さんのご協力もあり、東松照明写真展〈11時02分〉NAGASAKI を開催する事ができました。泰子さん、本当にありがとうございます。

「私の写真展に来られた方々が、展示している写真を見て、感じた思いを持ち帰り、持ち帰った場所でその思いを語ってもらえればと思う」というお話を東松先生がしてくれた事がありました。

その東松先生の言葉通り、1人でも多くの方にお越しいただき、東松照明さんの作品から感じ取ったメッセージを持ち帰っていただければと思います。

gallery 176 友長勇介

展示構成

モノクロ 26点

会期中の在廊予定

INTERFACE−Shomei Tomatsu Lab. の東松泰子さんの在廊予定はありません。本展企画担当の友長が在廊・対応予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

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布垣昌邦写真展「async」

展覧会概要

タイトル:「async」

作家名:布垣 昌邦

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年5月3日(金・祝)〜5月12日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

5月7日(火)〜9日(木) *休廊日が通常とは異なります

開廊時間

13:00〜19:00

企画

gallery 176 布垣昌邦

作品説明

44年間、生きてきた街『茨木』。1970年の大阪万博以降栄えた何も無い大阪の普通の街で、その場所で根を張って写真を撮り続けて18年経ちました。多くの街を撮影してきて、自分にとってこの街は撮り難く思うような写真が撮れない場所で、生まれ育った街で思うような写真が撮れないという事に、写真家である自分に疑問を抱えて日々の撮影を繰り返してきました。今思う事は、その問答をも含めて自分の写真ではないか、模索することを受け入れた上で、これからもそこに居続けるという事で写真の可能性を考えた時、何となく気が楽になり、続けて行こうという決意が出来て今に到ります。この写真は、人も風景の一部として写真を受け入れるように今(現在)の『茨木』での生活で視ている日常の風景を撮影しています。自分にとっての青の時代2006年から2024年の記録です。

展示構成

四切 インクジェットプリント18点

 

会期中の作家在廊予定

作家布垣は全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

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松原豊写真展「村の記憶/まえとあと+」

2024松原豊写真展「村の記憶/まえとあと+」

© Matsubara Yutaka

展覧会概要

タイトル:「村の記憶/まえとあと+」

作家名:松原 豊

会場

gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2024年4月5日(金)~4月14日(日) *通常と会期最終日の曜日が異なります

休廊日

4月10日(水)、11日(木)

開廊時間

13:00~19:00

*4月6日(土)と13日(土)は関連イベント開催のため、17:00閉廊となります。御了承ください

企画

gallery 176 松原豊

展覧会概要

三重県津市在住の運営メンバー松原豊が写真展「村の記憶/まえとあと+」を開催致します。

今回の展示では写真集「村の記憶」に掲載されている写真の展示と共に写真専門学校(現専門学校名古屋ビジュアルアーツ写真学科)在学時代に松原が「村」を撮影するきっかけになった作品「ふるさとなまりの言葉を添えて」の写真や近年撮影した写真などを展示します。「村の記憶」というシリーズが作品になるために必要だった通過点や現在定住者として三重県の里山に住みながら制作している写真を「村の記憶/まえとあと+」として展示します。今回の展示は2023年度松原が自身で運営するgallery0369で開催した「村の記憶/まえとあと」展に作品を加えての展示となります。このシリーズはgallery 176ではじめての展示となります。

展示構成

ゼラチンシルバープリント作品による展示

 

会期中の作家在廊予定

作家松原は全日在廊予定です。在廊予定に変更がある場合は、Facebook、X(旧Twitter)でお知らせします。

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