西川善康展「prototypes」
展覧会概要
タイトル:「prototypes」
作家名:西川 善康
会場
大阪府豊中市服部元町1-6-1/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分
会期
2021年10月8日(金)〜10月19日(火)
休廊日
10月13日(水)、14日(木)
開廊時間
13:00〜19:00
企画
gallery 176 西川善康
展示概要
今回の展示は、「prototypes(試作品)」と題して、制作中の作品を展示します。
一つめは、都市の風景写真から、植物や緑を抜き出し、緑を強調することを試みる作品「draw out a green / 緑の抽出(仮)」(archival pigment print + トレーシングペーパー)。これは、前回の写真展「マチハニワ」で試みようと考えていましたが、時間的に間に合わず断念していました。今回は、新たな素材(写真)も加え制作した作品を展示します。
二つめは、2019年のフィリピン・ダバオ滞在時に撮影した短い映像作品「DAVAO 2019」。これも、2019年の写真展「DAVAO 2019」で上映を考えていた作品です。写真は一瞬の時間を切り取りますが、映像は一つの時間をまとまりとして記録します。今回は、移動する視点を中心にまとめています。
三つめは、2020年の写真展「garden」の庭を素材とした作品から(展示していない作品も含む)、素材の質感を重視した作品を、「襖(ふすま)」に見立てて展示します。
最後に、作家自身の三人もこどもの成長を並列にまとめた作品を展示します。これは、2017年の写真展「こどもかるた」から派生した作品です。
その他、これまで制作した冊子「plants」、「garden」、「マチハニワ」、「DAVAO 2019」を展示販売します。コロナ禍の中、なかなかギャラリーで展示を観ていただくのが難しい状況ですので、今後は、積極的に印刷物を制作し、時間(会期)や場所(会場)の制限を超えて、作品を届けていきたいと考えています。
展示構成
archival pigment print(インクジェットプリント)、archival pigment print + トレーシングペーパー、映像、冊子
会期中の作家在廊予定
作家西川は全日在廊予定です。変更がある場合は、Facebook、Twitterでお知らせします。
gallery 176の感染防止対策に関して
*ご来廊の際は、「gallery 176の感染防止対策に関して」をご一読ください。